9月16日、エディオンアリーナ大阪でダブル世界戦。WBC世界バンタム級王者山中慎介(帝拳)選手、は同級1位アンセルモ・モレノ(パナマ)と11度目の防衛戦。元世界2階級王者長谷川穂積(真正)選手は、WBC世界スーパーバンタム級王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)に挑戦する。
山中選手は指名挑戦者モレノと昨年9月以来の再戦。初戦はスプリットの判定で山中選手の手があがったが、「今度は完全決着を付ける」と王者は返り討ちに自信を見せる。
長谷川選手は2014年4月に、当時のIBF世界同級王者キコ・マルチネス(スペイン)に7回TKO負けを喫して以来2年5ヶ月ぶりの世界挑戦。「ラストチャレンジだと思っている。悔いなく、笑って終われるようなボクシングをしたい」と、王座返り咲きへの意欲を見せている。
4月、パナマでスリヤン・ソールンビサイ(タイ)を破り、指名挑戦権を獲得。上昇ムードにあるモレノ。2月、フリオ・セハ(メキシコ)とのダイレクトリマッチを、初回僅か51秒で片付け王座を強奪したルイスも、自信を回復。
いずれもサンプソン・リューコーイッツ傘下にある手強い両選手が、日本に乗り込んで来るダブル世界戦。楽しみな一戦です。