ゴロフキン・ミドル級王座統一vsカネロ・Sウェルター級王座挑戦 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

IBF、WBC、WBA(スーパー)、3団体が承認するミドル級王者ゲンナジー・GGG・ゴロフキン(カザフスタン)がターゲットにする、WBO世界同級王者ビリー・ジョー・ソーンダース(英)は、今秋に予定される復帰戦で、「ゴロフキンとの戦いを望む」と明言。近く、フランク・ウォーレン・プロモーターと会談を持つことを明らかにした。


4月30日(現地時間)、英・ロンドンで予定していた初防衛戦を、左拳の骨折によりキャンセルしたソーンダースは現在療養中だが、早ければ9月にも復帰出来るとの見通し。

今年1月、ゴロフキン陣営からオファーを貰ったソーンダースだが、英国開催を主張し交渉は決裂。しかし、今度は「米国開催にも応じる用意がある」と述べており、報酬面が折り合えば、4団体の王座統一戦実現があるかもしれない。

一方、WBC世界ミドル級王座を放棄。ゴロフキン戦を先延ばし?にしたサウル・カネロ・アルバアレス(メキシコ)は、再びスーパーウェルター級に戻ることになりそう。


WBCの指令に従わなかったカネロだが、マウリシオ・スライマンWBC会長は、「彼の決定を尊重する」とし、WBC世界同級の新王者ジャーメール・チャーロ(米)への挑戦には、支障がないとの見解をあらわにしている。(チャーロは同級4位のシルバー王者チャールズ・ハトレイ(米)との対戦義務付けがある)

しかし、現実的にはアル・ヘイモン傘下のチャーロ(双子の兄のIBF王者ジャーモールも含)と、G・B・Pにサポートされるカネロの対戦はない。

そこで浮上するのがウォーレン傘下のWBO世界同級王者リーアム・スミス(英)。スミスは6月4日(現地時間)、英・リバプールで同級8位プレドラッグ・ラドセビッチ(モンテネグロ)との防衛戦を控えているが、ウォーレンはG・B・Pはスミスの王座に興味を示して来たことを明かしている。


WBOタイトル戦に出場したことはないカネロに対し、フランシスコ・バルカッセルWBO会長は、「いつでも扉は開かれている」と歓迎の意思表示。

スミスはカネロの他に、ミゲール・コット(プエルトリコ)、ケル・ブルック(英)からも対戦希望があり、ラドセビッチ戦に勝てば、ある意味で今秋の主役となりそう。

今後の交渉に注目。

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