WBA世界Sミドル級戦 「結果」 チュディノフvsシュトルム | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

20日(日本時間21日)、独・オーバーハウゼンで開催されたWBA世界スーパーミドル級タイトルマッチ。スーパー王者ヒョードル・チュディノフ(ロシア)と、挑戦者・同級2位フェリックス・シュトルム(独)の一戦は、地元のシュトルムが12回判定勝ちで新王者。スコアは115-113、115-113、114-114の2-0。


昨年5月、ドイツで行われた初戦は二人のジャッジが4、8ポイント差でチュディノフ。一人が4ポイント差でシュトルムと、判定が大きく割れ禍根を残した因縁の再戦は、またしてもジャッジ泣かせの接戦。激しくポイントを競り合った試合は、有効打で上回ったシュトルムが、手数のチュディノフを何とか押さえ、2階級制覇に成功した。

シュトルムは40勝(18KO)5敗3分1NC。3度目の防衛に失敗したチュディノフは、14勝(10KO)1敗。

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