WBA世界Lフライ級タイトルマッチ と同時開催された、WBA世界ミニマム級戦は、王者宮崎 亮 (井岡)選手が初防衛戦に挑んだ。(8日、大阪ボディメーカーコロシアム)。
両選手入場。
最初に青コーナー側から挑戦者同級7位のカルロス・ベラルデ(メキシコ)が登場。これまで、23勝(13KO)2敗1分の22歳。
そして赤コーナーから、チャンピオン宮崎選手が入場。
国歌”君が代”を歌うのは挌闘家の角田信朗氏。宮崎選手の王座獲得戦でも国歌独唱。王者にとっては縁起歌手。
小川ゆうじ
リングアナが両選手をコール。本業はナニワプロモーション所属のムード歌謡歌手。目標は、
「演歌の職人」と呼ばれる様になりたい。
TBS放送席の解説は、元王者鬼塚勝也氏と、内藤大助氏。
こちらは一躍時の人となった、WBC世界フライ級王者八重樫 東 (大橋)選手。
試合開始。
しかし、身長、リーチに勝る挑戦者も応戦。
3回、4回とどちらも譲らぬ激しい打撃戦。
チャンピオンの右アッパーが好打(3回)。
第4ラウンド終了後のインターバル。
まだどちらにも余裕が伺える。ここまでのポイントはジャッジ3者共に38-38のイーブン。
第5ラウンド。王者は右アッパーの後、強烈な左フックをヒット。
ピクリとも動かないべラルデを見たラウル・カイズJr主審はすかさず試合終了を告げた。
試合終了後も挑戦者はすぐに立ち上がれないほどのダメージを被った。
V1成功、笑顔のチャンピオン宮崎選手。
「僕、かっこよかったですかー?」と宮崎選手。井岡弘樹会長からは、ファイトマネーとは別にKOボーナス100万円が支給された。
19勝(11KO)3分と無敗を保持した王者の課題は、普段61キロまで上がるという減量との戦い。
このままミニマム級にとどまるのか、 Lフライ級にあげるのか。陣営は慎重な姿勢を崩していない。
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