30日(日本時間31日)南アフリカで日本(JBC)未公認のIBF世界Lフライ級王座に挑んだ、元世界ミニマム級WBC&WBA暫定王者高山勝成選手は、王者ヌコシナチ・ジョイ(南ア)に12回判定負けで王座奪取ならず。新垣 諭 (奈良池田) 選手以来の、日本人IBF王者誕生はならなかった。
高山勝成選手。
4回にダウンをスコアされた挑戦者はよく立ち直り、終盤戦は試合を支配。会場を静かにさせたが、採点に反映されなかった。
オフィシャルのスコアは、女性ジャッジ、シルビア・モカイラ116-111、米国人のラシャダ氏116-111、マクドネル(英)117-110の3-0。
「ベストを尽くしました。作戦通りのボクシングができました」(高山選手)
高山選手は24勝(10KO)5敗。王者ジョイは22勝(15KO)無敗。
09年7月、ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の持つミニマム級王座挑戦に敗れた後、JBC未公認下で戦う孤高の勇者は、南アフリカのリングで世界タイトル挑戦者決定戦に勝ち、ジョイ挑戦のチャンスを掴んでいた。
しかし、孤高の勇者はここ3年間で僅か3試合、21ラウンドを戦ったのみ。JBC(日本ボクシングコミッション)では、引退選手扱いとされている。
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