坂田健史・孤高の戦い・興毅・内藤への想い

公開スパー後の会見では、亀田問題に質問が集中。主役ではなくなってしまったチャンプ。

載冠戦となったパーラとの３度目の対決では、正規ウェートで計量をパスしながらも、王者の失態におつきあいで、当日計量リミット５３．５キロを守った。

坂田V２戦には、亀田問題でオーナーライセンス停止処分を受けている金平会長は、表舞台に出ることは許されない。そんな状況で負けられない。

金平会長、調印式などの出席自粛へ（デイリースポーツ）

亀田問題の余波は大きく、V２戦は危うく消滅の危機だった。内藤VS大毅戦以後は、ジムとしても試合のアピールをするどころではなかった。

孤高の戦い。そんな男が背負うものは大きい。

坂田に任せた！協栄ジム名誉挽回…亀田余波でＶ２戦消滅寸前だった（スポーツ報知）

★協栄ジム　０３－３２０５－３８３８

昨日の公開スパーも好調。ややスロースターター気味が心配ともあるが、これはパートナーの白石豊土選手が、３１日A級トーナメント決勝を控えている事を考慮すればおわかりでしょう。

もう出来上がっているので、心配は何もありません。ウェートもバッチリですね。

不平、不満等とは縁のない男だが、これだけ自身に係わりのない事で振り回されると、たまらないだろう。

坂田、内藤に嫉妬ヒーローになりたい（中日スポーツ）
坂田「クリーンファイト」でＶ２だ（デイリースポーツ）

「うらやましい部分もある」

「だけど、試合で見せるしかない」

チャンピオンは正直だ。そして、井戸を掘ってくれた人への恩は忘れない。

【先代金平会長・最後の弟子 (2006-05-25)】

大竹＆坂田の師弟コンビは、計量後の食事を済ませると、先代会長終の棲家となった病院前で、手を合わせ、勝利を約束する事を恒例としている。

「協栄ジムが批判されるのは我慢出来なかった」

二代目金平桂一郎会長への恩義も強く感じているチャンプ。

史郎氏の意向であろうが、一時は亀田兄弟の標的にもされた。本当にやりたかった。サポートする大竹マネジャーは、オプション越え以後も考慮し、万全の体制を敷く。

皆さん、ありがとうございます。－　感謝　－【女子ボクサーのハワイ・カカアコジム日記】

「勝ったら指名戦。１位は興毅だからな」

【ＢＯＸ】坂田、興毅との同門対決に向けライバル関係維持！（サンケイスポーツ）

努力と気持で世界王座に上り詰めた男は、ウィラポンを目指す。ご声援、よろしくお願い申し上げます。