- 高橋 秀実
- 平成兵法心持。―新開ジムボクシング物語
東京・62期)選手 。人とのつながりとは縁あってのものですが、元世界王者・佐藤 修 氏と同じ神戸市出身の磯脇氏を通じて、坂田選手と永田選手の交流は始まった。
競輪選手としてトップクラスで活躍していた永田選手が、事故での大ケガが元で、医師からは再起不能の引退勧告を突きつけられる。明日をも知れぬ状況の中、長いリハビリ生活は3年半にも及んだ。人間が”エンジン”の競輪で、このブランクは大きすぎる。永田選手(写真左)と大竹マネジャー。
復活したきっかけは、坂田VSパーラ第1戦。あごを割られながらも勝負をあきらめず、王者を追い詰めた坂田選手のその闘志に永田選手、心動かされた。「サンチャンどうですか?」兄貴分たる永田選手が近況を訊ねる。「調子いいよ。あの子は世界チャンピオンになる子だよ」と大竹マネジャー。「あの試合には感動しました。僕も負けていられない。やりますよ」
「先生、勝ちましたよね」パーラ第1戦最終ラウンド終了後、大竹マネジャーの腕に飛び込んだ坂田選手。このひたむきな姿に心打たれたボクシング・ファンは少なくないが、意外なところにも”感動”を受けた人間がいた。スポーツ選手はこうでなくてはいけない。感動を与えて、何ぼではないでしょうか・・・。
家が近いのでオートレースには多少の知識があるが(~~)、競輪はよくわからない。幸いに詳しい先輩には恵まれているので、情報収集には困らない。(~~)それにしても永田選手、好人間でした。「あの姿見たら、自分も迷えない。今でもビデオ見るんです」話す口調はおだやかそのものだが、同じ地獄を見た男同士、通ずるものがあるようです。
大ケガを克服して、現役生活を続ける二人。競技は違っても、戦う心は変わらない。「サンちゃんの練習見たら、自分は甘いなぁと思った」坂田選手の練習を見ての永田選手の素直な感想です。これは、専門のボクシング屋さんでも同じ感想もらす方が多いですね。(~~)
先日ビー・タイト予選で激闘を演じた清田広大選手が早くもジムに姿を見せた。「オ~ッ、やっと清田ってわかる顔になって来たな」(~~)曲がって、へこんで大きく腫れあがったた鼻は凄かった。「そんなに打たれてないですよ」「・・・。」「ビデオ、よ~く見てくれよ」「ジミンさん血圧上がったよ」(~~)「ホント、ホント私あぶな~い」(~~)「トレーナー大変ね。清田わかる!」(~~)「・・・。」
日本ライト級タイトル防衛戦をまじかに控える長嶋健吾選手が、実父のエイティーン古河ジム・長嶋 清 会長 に連れられスパーにやって来ていた。この熱心さには、勉強させられます。「チャンピオン、強くなったね。前よりいい。左パンチ、ストロング!」スパーを見たジミン・アレキサンドルトレーナーも褒めてました。
坂田選手は9月18日(月・祝日)後楽園ホール登場です。チケット購入希望の方は-こちらまでメールください。何かおまけ考えます(~~) -ジャンルこそ違いますが、競輪の永田年明選手にも注目です。(~~)
第1回スタンレー・カップ。来年1月ホノルル・NBCにて開催予定。
【ハワイ合宿所・ジム&宿泊 1日2,500円】 誰でも利用できます
-亀田興毅VSランダエダがよくわかるページ -亀田興毅VSランダエダ -
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