宮川理論がクーニンさんの動画でも紹介

されるようになるとは… 時代が少し動いた

のを感じますね。

 

思い返せば、今から3年前の冬に、穴金空歩人
さんのブログで、この記事を通して宮川理論を

知りました。

 

見よう見まねでバッティングセンターで練習

しはじめ、5年生の夏に滋賀の練習会で

初めて本格的に打ち方を教わりました。

 

「誰でもホームランが打てる」という謳い文句は

言い過ぎ!という人もいます。

私の感想は、

「バッターのタイプによって習得時間は違えど

宮川理論の考え方を知ることは、ホームラン

を打つための近道である」というものです。

 

バッターには、歯をグッと噛み合わせて打ちた

がるタイプと、力まないで打ちたがるタイプが

います。 宮川理論は、力まないで打ちたがる

タイプのバッターにはぴったりはまるでしょう。

 

サッカーに転向した次男は、力んで打ちたがる

タイプだったのですが、力を抜いて飛ばす感覚

を掴むには至りませんでした。 やはり、理論に

合う、合わないはあると思います。

長男がよくなったところは、ひとつは身体の割に

打球が飛ぶようになったこと。

次に弾道が高くなり、長打が増えたこと。 

最後に、ゴロが減ったこと。ホームランにならな
かったゴロも、トップスピンで打球が加速していきます。

 

 

一方で、指導者によく指摘されることも列挙して

おきます。

 

1.速い球が打てない。変化球も打てない。

2.遠心力で振ってるだけ

3.バットに力が伝わらない

 

4.長打とフライは紙一重なので、

  フライを上げてしまうとやたら

  怒られる。

 

5.そもそもなぜこの打ち方でボールが

  飛ぶのか、指導者が理解できないので

  嫌われる。

 

こういう打ち方もありだよね!という風に

はなかなかならない。身体が小さいのに

振り回してばかりだ、とみられてしまいます。

 

クーニンさんのような方に実践して頂き、

実際に打てるようになったという報告を

してもらうのが一番手っ取り早いかな(笑)

 

それと、理論の書籍化が待たれます。

文句を言う人には、本を渡して読んで

貰えばかなりの人が黙るはずで、

「本になっている」というステータスは

対外的にはとても大きいです。

 

息子の現在地は、フォームはいじられて

いませんが、打ち方は指導者には理解して

もらえていないと言ったところです。身体の

大きさは18人いる1年生の中では中の上

ですが、打球の飛距離はトップクラスです。

 

対戦相手は正直で、7番で先発した公式戦

で満塁弾を打った後、6番に上がった次の

試合では、3打席とも勝負を避けられました。 

その投手が出した四死球は息子への3つのみ。

 

とりあえずやってみよう、という軽い気持ちで

始めて、合わないと感じたらやめればいいと

思いますね。 ただ、腰椎分離症や疲労骨折が

多発しているチームで、力みのないスイングを

教わった息子は、一切腰痛・膝痛とは無縁で

あることを付け加えておきます。

 

写真はインコースの難しい球をミスショ

ットしていますが、プホルスのような腕の

使い方と、ブライス・ハーパーのような

下半身の使い方が自然に身につきます。

 

結論は、いま打てていればその打法を

いじる必要はなく、ホームランを打ちたい

のにゴロしかうてなくて悩んでいる人に

一度試してもらいたい理論だということです。