野球に限らず、スポーツは感覚が大切。

この感覚に優れている人、つまり自分の

身体を思い通りに動かせる人が「センスが

ある人」といわれるのでしょう。


センスは生まれ持っている部分が大きいと

言われていますが、ある程度は自分で磨く

こともできます。


イチロー選手は、高校時代、「センター前

ヒットなら目をつぶっていても打てる」

という自信があったとか。


バットが自分の思い通りの軌道を描いて

いる感覚が、彼の中にあるのでしょう。


それならば、スタンドティにボールを

置いて、ゴルフのように一度ミート

までの軌道を確認してから、目を

つぶってスイングしても、きっちり

ミートできるのではないか?



そんなことを思いつきました。



今朝、実際息子とやってみました。



実際、目をつぶっても7割くらいの

確立で、ボールをきちんととらえる

ことができていました。


これを苦手な高さ、苦手なコースで

実践すると、少し確率が下がります。


苦手なコースをミートできなかったり

空振りしたりするのは、自分が思っている

バットの軌道と実際の軌道がずれている

からではないでしょうか。


この練習法は、周りで見てあげる人が

必要です。少し上をこすってるのか、

少し下を叩いているのか、上手く

打てなかったときはその都度アドバイス

をしてあげると、徐々に軌道が修正

されてきます。


目で見ている時と、目をつぶっている

時のずれがなくなれば、後はタイミング

さえ合えばボールはしっかりとらえられる。


感覚を磨くこの練習を、少し続けてみたいと

思います。 目を閉じると、すごく集中して

いるのが分かります。 空手のためし割り

に似た雰囲気を感じました。


運動能力だけでなく、ゴールデンエイジのこの

時期は、こういう感覚にうったえる練習も

有効だと思います。