高校3年生の特別授業がつづく毎日が始まり、

授業の合間には個別指導をするという生活が

続いています。


野球と同じく、愚直なまでに基本的な努力を

積み重ねてきた生徒が、ここから伸びてきます。


個別指導をしていると、それを強く感じます。


今年の2月から、私とほぼ毎日単語テストを

続けている生徒は、英語の偏差値で46→ 65

と大幅な伸びを示しています。


私はテストを作っているだけで、努力しているのは

本人ですが、英語力の基礎となる単語力をつけることの

重要性を再確認させてくれました。


昨日個別指導をした生徒は、夏休みの段階ではセンター

試験形式の問題が、200点満点中50点くらしいしか

取れませんでした。


それが、昨日の段階で志望校の過去問をとかせてみると、

長文がすらすら読めるようになっています。


あまりにびっくりしたので、「お前、どうしたんだ?」

と聞いてみたら、


「先生が仰った単語・熟語をひたすらやっているんです」


いうことでした。


センター試験形式のテストも200点満点で130点くらいとれる

ようになったそうです。


野球でも、勉強でも同じですね。


愚直に、まず基礎となる部分をしっかり固めることが

力を伸ばす大前提になるのだ、ということ。


愚直に努力できると言うことは、ひょっとすると

英語のセンス、野球のセンスがあることよりも

尊い才能、可能性がある才能なのかも知れません。


高校生を見ていると、ほんとに若者の可能性には

限界がないのだな、ということを痛感します。