CD・ヴァルヒャ、LP・アラン---バッハ・オルガン名曲集
以前、バッハはヘンデルと並ぶオルガン演奏の名手であつた
と説明していますが、そのせいでバッハの作品の中でオルガン
作品が重要なものとなっています。
バッハはその生涯の大半をオルガンとともに過ごしており、
その器楽・声楽すべての作品にオルガン的な作風がみら
れます。
全作品に占める数も多く、BWV1080までの中で、BWV525
からBWV771までの246曲に及んでいます。
私はヘンデルのオルガン協奏曲が好きですが、バッハは
他の作曲家のオルガン協奏曲をオルガン独奏用に編曲し
ているだけで、これだけが謎です。
さて、ヘルムート・ヴァルヒャは16歳で視力を失っていますが、
その困難にも負けずバッハのスペシャリストとしての名声を
確立しました。
バッハのオルガン作品の完全な録音を2度(モノ、ステレオ)も
行っています。
マリー=クレール・アランはオルガニストで作曲家の父から
教育を受け、パリ音楽院を抜群の成績で卒業しています。
また、コンクールでも多くの賞を獲得して、その録音は多くの
ディスク大賞を獲得し、アランもバッハのオルガン作品の完全
な録音を完成しています。
1.ヘルムート・ヴァルヒャ
トッカータとフーガBWV565 1962年販売
プレリュードとフーガBWV534 1964年販売
ファンタジーとフーガBWV542 1964年販売
トッカータ、アダージョとフーガBWV564 1960年販売
トリオソナタ第1番BWV525 1962年販売
https://drive.google.com/open?id=0B7DLRcWLBHBNTUdGMkIxX25SMDA
2.マリー=クレール・アラン 1962年販売
第1面
トッカータとフーガBWV565
フーガBWV578
第2面
トッカータとフーガBWV540
https://drive.google.com/open?id=0B7DLRcWLBHBNZC1EMmJjTE5JQmM
次回は"CD・ハース---ドビュッシー・ピアノ名曲集"です。