平成22年9月20日(月)

池袋サンシャイン劇場


ベリーズ工房のメンバーが公演ごとに主役を変えながら舞台を努めるという、実に手のかかることをやっている公演です。


実際にあった未解決事件の「三億円事件」をモチーフに、その犯人(主役のベリーズ工房メンバー)がタイムスリップしてとある旅館にやってくるというファンタジーミステリーな感じで話しが始まる。現在と過去の話が交差しながら、旅館のおやじとタイムスリップしてやって来た犯人の少女の恋愛模様が描かれるのだが、話しが進むにつれ、犯人の素性がわかり・・・とネタバレになるのでこれ以上は書けませんが、会場のあちらこちらからすすり泣く声が聞えるくらいのせつない話に・・・


私が観た回は主役がキャプテン「清水佐紀」さんの回でしたが、キャプテンの「良さ」が堪能できる本当に良い公演でした。


他のメンバーの方の回も、同じように各々の「良さ」が堪能できることでしょう。

ライブの時ももちろんそういったものは感じるのですが、芝居で、しかも全員が主役を演じるとなると、その持ち味が前面に出る度合いがいつも以上に強いのだと思います。


正直私の一番の楽しみは「キャプテンの演じているところが観たかった」というところではあったのですが、心の底から、「全員の主役が観たい」と思いました。


それに主役が変わると、他の配役も変わるので、はっきり言って全公演制覇したいです。この形式の芝居は凄く面白い反面なかなかファン泣かせかもしれません。TOHOシネマズとかで後日上映会とかしてくれるととても助かります。誰に向かって言ってるんだ?


今回の公演を観に行って感じたことは私はまだベリーズ工房の魅力を一割も理解していないということです。これからもっと熱心に追って行こうと思います。誰に頼まれたわけでもないのですが。