ダミーマス
ダミーマスに乗るおぷーさん一家


 先日の打ち投げ決定以来、各地で”キモカワイイ”との声が上がっている衛星ぬいぐるみ、おぷーさん(0)に隠し子がいることを28日発売の『週間ポス卜』が報じている。

$小型宇宙機システム研究センター広報室
カメラが捉えた映像

なんかいるー!
拡大写真

ディナー
決定的一枚


 これを受けて開かれた記者会見で、おぷーさんは隠し子と共に登場、のみならず隠し孫がいることも明かされ、会場は一時騒然となった。
記者の問い掛けに対して、衛星ぬいぐるみ開発チームのチーフエンジニアU村さんは「これからもふわふわした衛星を作るといったはず」の一点張り、いっそうのキャラクター展開、メディアミックス展開への意欲をにじませた。
また、たまたま通りかかった佐藤鈴木は「開発のスケジュールが遅れすぎて現実逃避してます偽ニュースたのしい」と焼き直しの記事を書く理由をつぶやいた。
一方で,おぷーさんは報道陣に対して終始無言を貫いた.これはCV未決定のためだという.(供同/SS)

驚天動地
CV決まらなすぎてびっくりのおぷーさん一家


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長いおまけ
IS01でUbuntu Nattyを動かしてみた(not chroot)その2+メモリ増量
ICSのために引っ張り出してきたis01ですが、
unifi(Wifi)がいつまでたっても動かない*1ので放置気味*2でした。
動画にコメントいただいていたようなので(気づかずすみません)
ubuntu/debianインストールについて、おそばせながら、ノウハウなど書き連ねてみました。(参考までにどうぞ)
ついでに、VRAMの割り当て変更によるメモリ増量(233MB!)もやってます。

*1 最新ドライバはcsrのサイトで開発者登録しないと手に入らないようです
*2 todo:Wifi,BT,USB_ether,rotation(xf86-video-msm) etc.etc.
> カーネルメッセージの出し方
以前の記事でramconsoleがどうとか書いてたのですが、どうも間違いだったようです
(msm_fbまわりのコードを適当にいじった結果、たまたま動いていたようです)
initramfsの/init実行までこぎつければ、以下の方法でデバッグが出せるため、検証は保留中です。

> initのデバッグ
ここすとろぼさんが書かれているように、/dev/tty0に標準入出力をリダイレクトしてやるのが正攻法のようです。
ので、泥臭いやり方ですが、デバイスファイルを作ったあと(MAKEDEVSはmknodするスクリプト)、実際の処理を書いたスクリプト(init.main)を実行してます。

/init-----
#!/bin/sh 
PATH=/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sbin
MAKEDEVS
exec /init.main >/dev/tty0 2>/dev/tty0 < /dev/tty0
-----

/bin/MAKEDEVS-----
#!/bin/sh
(略)
mknod -m 0666 /dev/loop3 b 7 3
mknod -m 0666 /dev/mmcblk0 b 179 0
mknod -m 0666 /dev/mmcblk0p1 b 179 1
(略)
mknod -m 0666 /dev/tty c 5 0
#mknod -m 0666 /dev/console c 5 1
mknod -m 0666 /dev/tty0 c 4 0
mknod -m 0666 /dev/tty1 c 4 1
(略)
------
init.mainは以下のようにしています。
以前にも書いたように、smokuさんによるmeego_streakのinitをお手本にしてます。
基本的には、内蔵フラッシュ(/dev/mmcblk0p1)をマウントして、switch_rootするだけです。

/init.main----
#!/bin/sh
PATH=/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sbin

fail() {
    echo "Failed"
    echo "$1"
    exec /bin/sh
}

echo "Init !"
sleep 1
mount -t ext3 -o noatime,rw /dev/mmcblk0p1 /mnt || fail "Failed to mount /rootfs"
echo "Switching to rootfs..."
exec /bin/switch_root /mnt /sbin/init
-----

> mkbootimg
--cmdlineはこんなかんじです。
console=ttyMSM2,115200n8 androidboot.hardware=qcom androidboot.console=tty0 fbcon=rotate:1

> adbd
前は有効にしていたusb_gadgetを切って、ほぼ素のままの./configでカーネルmakeし、
(どうもCONFIG_USB_FUNCTION_*じゃないとダメみたいです)
android環境からもってきたadbdを実行して、is01をusbでつなぐと、ホスト側のadbでandroid環境と同じように操作できました。
ubuntu環境では/etc/rc.localに
---
adbd &
---
と書いて自動起動するようにしています。
(内蔵フラッシュがやたらと遅いので、adb pushでubuntu環境にbootイメージなどを送るときは/dev/shmに送るのがおすすめです。

> Xorg
xf86-video-msm(1.3)での画面回転には成功してません(kernel側の画面ドライバの問題かもしれません)。
一度xf86-video-msmで起動したあとでないと、fbdevが使えないようです。(Xfbdevも同様)
トラックボールは`xset m 6 0`ぐらいがおすすめです。

> メモリ増量
約233MBのメモリの内80MBほどVRAM(?)に割り当てるために、メモリが緊縮財政なis01ですが、
arch/arm/mach-msm/board-deckard.cの
#define MSM_PMEM_MDP_SIZE 0x2075000
#define MSM_PMEM_ADSP_SIZE 0x1C00000
#define MSM_PMEM_GPU1_SIZE 0x800000
あたりでVRAM(?)への割り当てがいじれます。
ubuntu環境なら割り当てはいらないようで
#define MSM_PMEM_MDP_SIZE 0x000000
#define MSM_PMEM_ADSP_SIZE 0x000000
#define MSM_PMEM_GPU1_SIZE 0x000000
でも動きます。(xf86-video-msmも問題ないようです)
-----
$free
             total       used       free     shared    buffers     cached
Mem:        228484      30180     173728          0       2992      11052
-/+ buffers/cache:      16136     187772
Swap:            0          0          0
-----

(公式1.6でも何も考えずにざっくり
#define MSM_PMEM_MDP_SIZE 0x207500
#define MSM_PMEM_ADSP_SIZE 0x800000
#define MSM_PMEM_GPU1_SIZE 0x800000
するとメモリ170MBでサクサクしました。ワンセグ、カメラなど一応動くようです)

参考までにinitramfs,kernel,ubi化bootイメージ詰め合わせです。