こんばんは。一回生の長澤です。

僕たち一回生は現在CanSatと呼ばれる模擬衛星の作製をしています。A班とB班に分かれ、それぞれ一機ずつ作製しているという状況です。

また毎年種子島で行われる種子島ロケットコンテストという大会の中にペイロード部門と呼ばれるCanSatの競技部門があり、昨年末大会出場の書類審査があったのですが、A班B班ともに合格して3月2~4日の大会に出場することになっています。

このペイロード部門がどのような競技なのかですが、まず放出機構にCanSatを搭載し気球を用いて高度約50mの所にまで持って行きます。その後放出してパラシュート等の減速機構を用いて地面に着地し、あらかじめ大会運営が指定してある目的地にまで自動で移動するといったものです(この一連の行程をメインミッションといいます)。この目的地点までの距離を競う競技というわけです。またCanSatはメインミッションと共にもう一つサブミッションという自分たちで考えたミッションも並行して行うことになっています。ちなみにA班のサブミッションは「自動的にCanSatが自機の位置情報等をtwitterでツイートする」、B班は「自撮り棒の展開による自機の撮影」となっています。

上記のような内容の競技であるので、地上での動作だけでなく実際に最初の落下させるところから試験を行う必要があります。そのため僕たちは気球試験という落下からすべての行程を行う試験を行っており、この二回目の試験を先日の2月21日に行いました。前回の時(両班ともにパラシュートが正常に開き自由落下することなく着地したがB班はそこで動作終了、A班はパラシュートの紐の切断はできたがそこで動作終了)よりも良い結果を出さないともう一度行う意味がないと思いますし、上回生からも「もうそろそろ結果が欲しいよね。」と圧力がかかっていましたので、なかなか緊張する試験でした。

では実際結果がどうであったかです。僕の所属するB班はパラシュートを用いて無事に着地しその後パラシュートの紐も切断して、走行を開始しました。ただモータの出力が低下しておりすぐに走行不可となってしまいました。もう少し良い結果になってほしかったですが、制御履歴の取得はできていたのでこの点を改善して本番に備えたいと思います。

A班のほうですが・・・。

パラシュートを繋ぐ紐がちぎれて自由落下しました。これを木っ端微塵と言うのかという無残な機体がそこにはありました。

ともかく今回の試験の反省を活かして両班ともに本番ではよい結果を残せるよう頑張っていきたいと思います。

AD
現在メンテナンスを実施中です。アクセスをしていただいた皆様にはご不便をおかけいたしまして誠に申し訳ございませんが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
AD
こんばんは、フナコシです。
学部4年生は卒論、修士2年生は修論のシーズンになり、その間の学年である自分はここのところ他人の書いた日本語の文章を読む機会が多いです。

WordやTeXなどのツールを使って文書を作るスキルもたしかに特殊なのですが、文章で他人に情報を伝えるスキルは更に特殊だと思います。日常で他人と目の前で会話をして自分の意図を伝えることも難しいですが、文字だけだと難易度がグッと上がる気がします。電話やSkypeで伝えることも難しいですが、文字に起こすとさらに難しくなると思います。(少なくとも自分は)

衛星部屋の中でも色々と文章を書く機会がありますが、今まで書く機会のなかった人が書いた文章は読みにくいし分かりにくいです。かく言う自分もこんな記事しか書けないくらい書くのが下手です。書けば書くだけ、プロのライターや作家の方々の凄さを実感します。

長く丁寧に書くのも難しいですが、短く簡潔にまとめるのも難しいです。僕のように他人とコミュニケーションを取るのが苦手なタイプにとって要点を抑えた簡潔な説明というのはかなりハードルが高く、どうしてもだらだらと書いて(話して)補足してしまいます。また僕と同じく、他人に共感し状況を理解する能力が乏しいタイプの人は、長く書いたとしても相手が欲しい情報を上手く補足できていないというのが致命的です。

「WordやTeXで文書が作れるか」「文章で上手く表現できるか」という問題の前に「どんなことを書けばよいか」というところを考える能力はなかなか一朝一夕に習得できないのだなあと改めて実感する今日この頃なのでした。

 
AD