<護身のプロが詳しく解説>護身脳と武道・格闘技脳の違い。<無限ループを食い止めろ!> |  超実戦護身術専門家、河合主水の”護身”ブログ

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超人ボブサップ!



デカイ!

一般人がこんな化け物に勝てるのか?

マックス!お前なら勝てるのか?

お前の護身技術を使ってボブサップを倒してみてくれ!

「オレなら打撃で急所を狙う!」とか言いそうだが、○○○で入るはどうしたの?(笑)○刀とか(笑)。

そんなどうでもいいことは置いておいて(笑)、今回は護身脳と格闘技脳(武道脳)について少し書きたいと思う。

これは護身術を知ることにおいて非常に重要である。

想像してみて欲しい。

あなたが路上を歩いている。するとボブサップのような大柄な襲撃者が襲ってきた!

警察にも通報する余裕もない(したところで来るまで時間がかかりすぎ)、走って逃げるもボブサップの方が足が速く追いつかれてしまった。さて対峙した、どうする?(勿論、事前警戒・事前察知を怠っていたとして)

想像してみて欲しい。

マックスがボブサップに襲われているシーンを(笑)。

ボコボコになっているシーン(笑)。

もう一度言う。

あなたは素手で撃退できるのか?

出来ると答えた方。その自信はどこからくるのか?

格闘技を習っているから?

喧嘩が強いから?

徳田流格闘術を習得しているから?

武道家であるから?

撃退できる、身を守れる、と言った方は色々な理由があると思う。


さて、この化け物ようなボブサップだが、あれだけ体格が優れているから「ストリートで誰と闘っても勝てる」という事になるだろうか?

例えば~、

あなたがリングに上がってAという対戦相手と闘いました~圧倒的な差で負けました。

後日、ストリートで同じ対戦対手Aと出くわし、素手ゴロで再戦することになった。

急所攻撃(目つき・金的全て)も先手必勝・奇襲攻撃、何でもアリです。

さて、あなたは勝てると思いますか?

答え。

リングの上でもストリートでも結果は一緒。

ボコボコになるだろう。これ常識である。

そう、ボブサップだって一緒。自分より肉体的に優れた人間が出てこればボコボコになる。ストリートでも一緒。

以前紹介した徳田流護身術VSアンディフグと同じである。



あのマッチのように、徳田君がストリートでいきなり素手で襲ってもアンディには勝てるわけがない。奇襲攻撃で急所を狙っても一緒。当たりはしない。

要は素手ゴロでやる以上、方程式=徳田流護身術<アンディフグに変わりはないのである。

その証明が以下。

ロルス・グレイシーVSボブサップ。ボブサップ、ボコボコ。
Rolles Gracie vs. Bob Sapp



では、ロルス・グレイシーはストリートでも強い?

ロルス・グレイシーVSデリック・メーメン。ロルス・グレイシー、ボコボコ。
Rolles Gracie VS Derrick Mehmen



ついでにロルス・グレイシーVSマリウス・プツィアノウスキ。ロルス・グレイシー、ボコボコ。
Rolles Gracie vs Mariusz Pudzianowski




このマリウス・プツィアノウスキは人類最強の男と言われていた。このムキムキボディを見よ!素手ゴロで勝てるという人間は頭がどうかしている!



だが勝てちゃう人間がいるから世の中面白い、ティム・シルバVSマリウス・プツィアノウスキ。人類最強の男のはずのマリウス・プツィアノウスキ、ボコボコ。
Tim Sylvia vs Mariusz Pudzianowski



では、ティム・シルバならストリートで最強なのだ!と思った方甘い。

やっぱり最強ならエメリエンコ・ヒョードルでしょ!



エメリエンコ・ヒョードルVSティム・シルバ。ティム・シルバ、ボコボコ!
Fedor Emelianenko vs. Tim Sylvia



でも世の中そんなに甘くない!

エメリエンコ・ヒョードル、ボコボコ。

エメリエンコ・ヒョードルVSダン・ヘンダーソン
Fedor Emelianenko vs Dan Henderson



合わせてボコボコ三ボコボコ(動画は二つだけか(笑))

エメリエンコ・ヒョードルVSアントニオ・シルバ
Fedor Emelianenko Vs. Antonio Silva



では、ここまでの動画を見ればアントニオ・シルバ(or ダン・ヘンダーソン)が強い、という事になる。ストリートで「素手ゴロで」上記のだれとやっても勝てるという理屈である。

ただ私から言わせてもらえば、これこそが「無限ループ」の始まりである。

どれだけ強くてもいつかは誰かにやられる。結局、格闘技や武道の意義を再考していかないといけないだろう。

ではここからまた想像してみて欲しい。

「アントニオ・シルバがストリートを歩いていて、いきなりスマホに着信音が鳴り、そのスマホに目を通す。

彼女からのメールだ。

さて、返信しようと思った瞬間。後部にドスッと思い感覚が駆け抜けた。

ナイフである。シルバの背中にはナイフが突き立てられていた。

通り魔であった。

身長160センチ、体重55キロの痩せ形&筋肉無しの小柄な人物Fだった。

通り魔はそのまま逃走するも、ナイフは主要臓器にダメージを与えており、シルバは搬送先の病院で亡くなった~(あくまで想像である)」

そう、となるとこういった構図になる。


最強の方程式=怪物ボブサップ<ロルス・グレイシー<デリック・メーメン&人類最強の男マリウス・プツィアノウスキ<ティム・シルバ<エメリエンコー・ヒョードル<ダン・ヘンダーソン&アントニオ・シルバ<虚弱体質のF(犯罪思考を持った)

変な構図であるがこれが現実である。

恐らくこう書くとこんな回答が寄せられると思う。

通り魔のFが素手ゴロじゃないだろ!ナイフ持ってるじゃないか!と。

そう思った方は格闘技脳・武道脳を持っている方である。

護身脳を持った方ならこう回答するだろう。

「確かにそれが正しい。リングの上ではなくて、ストリートでは何でもアリだから武器を使おうが、寝込みを襲おうが、不意を突こうが、放火しようが銃殺しようが何でもアリだろう。

よーいドンで戦いは始まらない。いつ始まるか、いつ始まったか時に分らないままに終わる。

事前警戒を怠り不意を突かれたシルバが悪いし、護身具等装備を万端にしていなかったシルバが悪い」と。

「それはひねくれた答えだ!」と思った方、護身術とは対犯罪である。これを忘れてはいけない。

犯罪者はいつでも「ひねくれている」そう、「狡猾」で「卑怯」なのである。そんな人間を相手にするのだから、こちらも狡猾で卑怯にならないでどうするのか。

もしくは「ケンカに強くなりたい!」というならば話は別である。

成人の雄である、という事を念頭に強くなりたい!街で喧嘩になった時に勝ちたい!というのであればいいかもしれない。

だが、それはあくまで対喧嘩であって対犯罪ではないから(恐喝や強盗行為のような)殴り合いの喧嘩をすれば暴行傷害、もし「あなたが格闘技を習得していて、闘った相手が格闘経験がなかった事」が警察の捜査でバレたら「バランスの関係」からあなたが法的に負け、多額の慰謝料をふんだくられることになる。

喧嘩はあくまで喧嘩。護身的に言えば回避し、捌けば良いだけなのである。

第一そうならないように口論や喧嘩早い行動は慎むべきである。

ただし、言っておきたいのは喧嘩には文字通り「華」があるが、犯罪は「華」は無くただどす黒いのみである。

だから格闘技や武道はそのどす黒い範疇ではなく、もっと明るく正しいものなのである。
最低でも喧嘩で怪我をしないように武道や格闘技を習得することが急務だと言える。

そう、護身術は別物である。

この思想を理解しないと、狡猾でどす黒い犯罪者には決して勝てない、という事になる。

格闘術のみで護身術を行おうとすると限界がある。

格闘家が日々体を鍛えたとしても、それ以上に体を鍛えた人間か、それ以上に肉体が優れている人間が来れば必ず倒される。

前回、紹介したフランシスコ・フィリョ師範も同様である。いや、全ての武道家や格闘家はこれを理解しなければならないと思う。

↓マイク・ベルナルドにKOされるフランシスコ・フィリョ師範(近年、マイク・ベルナルドは薬物常用により刃物を使い首切り自殺。世の中、何が起こるか分からない)


だから、ジャイアン宜しく、ストリートを練り歩いて「俺は強いんだ!」とやるのは本当に馬鹿のやることだし、低次元の輩と思われても仕方がない。

だからナンなの?という話になってしまう。

武道や格闘技をやる意義についてはwazashiさんが再度記事をアップされたので参照にして頂きたいが、むしろ別の観点にある事を理解しなければならないと思う。

武道と護身術の違い

武道とは武の道。人としての道である。そしてその生涯をかけた追及なのだ。

格闘技とは自身を向上させる事。スポーツマンシップに則って自身のレベルを昇華させる。

護身術とは意味が違うし、根本的な性質が違う。

だから私は護身術と武道を分けてやっているし、武道は私にとってかけがいのないものなのである。

理解して頂けただろうか?



以下、日頃から当ブログを懇意にして頂いており、気持ちを一つにして頂いている武道・格闘技経験者の方達である。ここに紹介させて頂く。

Reality Based Martial Arts FUKUOKA~ 実戦護身術を追及してらっしゃるwazashiさん。

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玉石混交 因果応報~実戦空手を習得してらっしゃる井本さん。

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