ホンマでっか護身術動画
さて、とうとう栄えある第１位の発表です！
それは～、
第１位！ 男が襲ってきたら相手の胸の中心をグーで突く～！！！
運動生理学の達人、Ｔ先生が教授する護身術のポイントとは、
・骨がむき出しなところを狙う（おでこ・胸・弁慶等）
・胸骨は骨がむき出しで弱い上、的が広く女性に狙いやすい
・中指の第二関節を立てる（コブシを作ると逆に押し返されてしまうから）
．立てた第二関節部分で相手の胸骨をグリッと押す（加藤アナ曰く、手を相手の胸に一旦触れた方がやりやすいらしい）
正面から両腕を掴んでくるブラマヨ小杉さんに加藤アナがこの技を披露。強烈な痛みで後退する小杉さん！
さて、本当に効くんだろうか？
では、検証です！
骨がむき出しになっているところ狙う、は非常に有効だと思う。だが、この中で最も使えるのは「弁慶の泣き所」をつま先で蹴るくらいだろうか。
ただし、これには相当の練習がいる。なぜならば、実際の襲撃現場で冷静にかつ「動いているターゲット」をピンポイントで「弁慶を蹴る」、などというのは上級者でも難しい。
それを非力な女性にやれ、というのはどうだろう。
あと、弁慶の泣き所を攻める時があるとしたら、後部から羽交い絞めにされた場合、かかと部分で何度も弁慶を蹴って責める位だろうか。実は、これ護身術本などで何度も紹介されているが、実際に女性にやらせてみるとなかなか当たらない。
始めの１発２発が当たったところでそうそう痛みを感じるものではないし（実際にフルスイングでやられている経験者が言う（笑））、３発目くらいから足を動かして避けるか、即効、地面に叩きつけるだけである。
要は護身術などを習って経験を積み、実戦の場で連続して弁慶を責めるだけの力と技術が備われば使える、と言える。だが、素人の非力な女性にはどうかな～？と言うところである。
胸骨への責めに関して。
これは私たち空手家の中では中指一本拳、という。他に人差し指一本拳（鬼拳）、親指一本拳などがある。
詳しくはこちらで紹介しています。私が執筆した「誰でも出来る護身術」からの護身体術です。
では、はっきり言わせてもらいたい。
素人では使えません！練習が必要です！
この一本拳、私たち実戦空手では使用する時がある。これをピンポイントで人体の急所に入れると腕が使用不能になったり、激痛でのた打ち回るときがある。
私は自分で使用した事があるし、使用された事もあるから分かる。非常に有効な技である。
ただし、私たち空手家はコブシの握りを一から学んだり、基礎体力をつけたり、組み手で「実戦で」鍛えたりしているから使えるのである。
特にこの中指一本拳、中指を人指し指と薬指で両サイドから固定し、最後に締めで親指で包み込むように固定する（一度やってみて下さい）。
この握りが甘いと自身のコブシが大怪我をするだけでなく、中指先端がターゲットに当たった瞬間に崩れ、打撃の意味を成さない。
こうしないようにするには相当な訓練が必要だという事である。
ただ、素人が生兵法で襲撃者に挑もうというのなら、この中指一本拳で眼球を狙えば良い。しかし、何人の女性が直で眼球を責めるだけの勇気があるんだろうか？
私が護身術を教えていた中にはこんな女性がいた。ガードを着用して金的打ちを訓練していた際に、「急所を叩きたくない、蹴りたくもない場合はどうしたらいいんでしょうか？」と質問された時があった。
私は靴の上からでも蹴れないんですか？と聞いたところ「出来ません」と答えられた。
では襲撃者が来ても同様ですか？と聞いた所、「同じく出来ません。触りたくないんです」と言われた経験がある。
当然、私は当初開発した金的ガード（物凄く分厚くミットに近い（笑））を着用していたが、それ以前の問題でこの女性には手で叩く事はおろか、足で蹴る事も出来なかったのである。
こんな女性がいる中、果たして眼球を中指一本拳で突けるだけの勇気があるだろうか？
だから訓練が必要だと言っているのである。その上、精神的な心構えも必要である。
ちなみに、この中指一本拳、加藤アナがやったように胸骨を狙っても利くことは無い。なぜなら、
１．冬場で分厚いジャンパーを着ていたら、襲撃者は何も感じない。よって胸部を狙う事はナンセンスである。使えるとしたらプールサイドか、ビーチか（笑）。これでも訓練が必要だが（笑）。
２．襲撃者がアドレナリン・マックスの本気できたら、中指一本拳で突いたくらいでは感じもしない。
あと、「おでこを狙う」も危ない。おでこ＝額は人体で物凄く硬い部分である。あの、かの有名なヘビー級ボクサー、マイク・タイソンでさえ、素手で相手の額を殴り自身が骨折している（一部に彼がハードパンチャーだから、というむきもあるが、実際はどんなボクサーがやっても一緒である）。
それを中指一本拳で叩く。これは無謀だろう。これを素人の女性が行う、なんて無謀なんだろうか。私は過去、ガタイの良い人間と組手をしていて親指一本拳を腕に打ち込んだ所、親指間接が脱臼したことがある。
当時は直後パンパンに腫れ上がり、それが未だに後遺症として残っている。
訓練している人間でこうなのだから、素人には.....分かるだろう。
何度も言うが、この技は訓練が必要である。
訓練すれば使える場面が広がってくる。上から圧し掛かられた際に相手の眼球やコメカミ、頚動脈部分、ノド、アバラを責めることも出来る。
ただし、こういった技は以下の状況で最大限の力を発揮する。
１．相手の不意をつく。
２．相手の急所を狙う。
３．相手が力を入れていない時に使用するか、２のように眼球やノドコメカミを中心に狙う。ただし、身長差があった場合、出来かねることがある。
である。
こう見てみると結局、１位は私が指摘していた「打撃」になったという事か（笑）。
そうだよな～力学的に考えても非力な女性が関節技、絞め技、投げ技、寝技を使えるわけが無い。やっぱり打撃が護身術には向いている、そういう事だな。
ただ私の考えとしては、そんなに苦労しなくても護身具を徹底訓練すればもっと簡単なんだけどな～、と武道家ながらそう考えてしまう今日この頃でした（笑）。
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実戦護身術のＳＳＲセルフディフェンス
～～～ミュージックアワー～～～
引き続き、ワン・ダイレクションです！第二のビートルズとなり得るか！
たぶん、無理だろうな（笑）。格が違いすぎるもんな。
ビートルズ来日