今日は「こどもの日」ということで、
もし、私が「こどものためのクラシック音楽演奏会」を催すとしたら、
どんな曲目を選ぶのか?以下に示したいと思います。
「アイルランド交響曲」より「第2楽章 - 定期市の日」
An irish symphony, “The fair day” II movement
サー・ハミルトン・ハーティ(アイルランド)
Sir Hamilton Harty
https://www.youtube.com/watch?v=vpSZwIBeI8M
「ノードローキアーナ」より「目的」
Purpose, Nordraakiana
リカード・ノードローク(ノルウェー)
Rikard Nordraak
編曲:ヨハン・ハルヴォシェン(ノルウェー)
Jahan Halvorsen
https://www.youtube.com/watch?v=Wg5EQUdBYZU
ヤラルヨード序曲
Hjalarljod, ouvertyre
アイヴィン・グローヴェン(ノルウェー)
Eivind Groven
https://www.youtube.com/watch?v=jYxAEwyEQMA
交響曲第1番ハ短調
Sinfonia nro 1 c-molli
エルッキ・メラルティン(フィンランド)
Erkki Melartin
https://www.youtube.com/watch?v=-oep-VJhKHo
弦楽のための5つの小品
5 pala keelpilliorkestrile
ヘイノ・エッレル(エストニア)
Heino Eller
https://www.youtube.com/watch?v=r_uhNASOqOU
交響的絵画「黄昏」
Sümfooniline pilt “Videvik”
ヘイノ・エッレル(エストニア)
Heino Eller
https://www.youtube.com/watch?v=jN09AJO7Kks
バレエ音楽「ミレンカ」より「フランドルの祭り」
Vlaamse Kermis, Ballet “Milenka”
ヤン・ブロックス(ベルギー)
Jan Blockx
https://www.youtube.com/watch?v=y4dPG2unWDo
フランドル舞曲集
Vlaamse dansen
ヤン・ブロックス(ベルギー)
Jan Blockx
https://www.youtube.com/watch?v=94sZYnQJLi8
「交響曲第1番ハ短調」より「第2楽章」
Sümfoonia nr. 1 c-moll, 2 osa
カリヨ・ライト(ライド)(エストニア → スウェーデン)
Kaljo Raid
https://www.youtube.com/watch?v=q_M-sk0ueSE
交響曲第1番ト短調
Симфония № 1 g-moll
ヴァシリー・セルゲーヴィチ・カリンニコフ(ロシア)
Василий Сергеевич Калинников
https://www.youtube.com/watch?v=TVakXOkE2G4
「交響曲第1番ハ短調」より「第2楽章」
Symfoni nr. 1 i c-moll, 2 sats
アイヴィン・アルネス(ノルウェー)
Eyvind Alnæs
https://www.youtube.com/watch?v=nW8i0h4liQw
ダホメー狂詩曲
Rhapsodie Dahoméenne
アウフスト(アウグスト)・ドゥ・ブック(ベルギー)
August de Boeck
https://www.youtube.com/watch?v=ECIRfCyY7wQ
※「子どもに聴かせたい曲」で残念ながらYouTubeに出ていなかった曲
「ノルウェー狂詩曲第1番」 - ヨハン・ハルヴォシェン(ノルウェー)
Norsk rapsodi nr. 1 - Johan Halvorsen
「フランドル狂詩曲」 - ミシェル・ブリュッセルマンス(ベルギー)
Vlaamse rapsodie - Michel Brusselmans
「フランドルの謝肉祭」 - ヨハン・ペーテル・セルメル(ノルウェー)
Karneval i Flandern - Johan Peter Selmer
「フランドル狂詩曲」 - マウリス・スフマケル(ベルギー)
Vlaamse rapsodie - Maurice Schoemaker
「フランドル狂詩曲」 - マリヌス・ドゥ・ヨング(ベルギー)
Vlaamse rapsodie - Marinus de Jong
というわけで、一般的には皆無名の曲ばかりですけど、
作品そのものは、「一度聴いたら忘れない様なフレーズのある曲」
ばかりではないかと思います。
とは言うものの、あくまで“独断と偏見”ですので、
異論のある方はおられるかも知れませんが・・・。
あくまで私の“主観”ではあるけれど、
「アニメに使えそうな曲」「RPGに使えそうな曲」「映画に使えそうな曲」
「POPミュージシャンにカバーされそうな曲」を選びました。
「こどものため」を考えた場合、まずは、
「初心者のため」の事を考えないといけないわけで、
つまり、「極めて分かりやすい作品」という事になります。
私は、そんな作品ばかりを選んだつもりです。
その他にも、「楽しい曲」や「可愛らしい曲」「カッコいい曲」などという、
感情に訴える作品も、選曲する判断基準となります。
作品を選ぶ判断基準には、「知名度や話題性」も
重要な要素としてあるとは思うのですけれど、
私の選曲は、その要素を完全に排除しました。
「音育」(楽育)の重要性
最近ですけれど、
●「528Hz」(ソルフェジオ周波数)
●「a=432Hz」(ラの音の周波数が432ヘルツ)
●1/fゆらぎ
等の問題に興味を抱く様になりました。
「音」の世界というのは、実はバカにできないもので、
奥深い世界があるという事を知りました。
この問題については、別の機会に取り上げたいと思っていますが、
今回はその極一部だけ取り上げたいと思います。
モーツァルトの「アンダンティーノ 変ホ長調」を
「a=432Hz」で奏でた場合と、「a=440Hz」で奏でた場合の聴き比べ↓
https://www.youtube.com/watch?v=GUkCxfHT3E8
個人的には、
「a=432Hz」で聴いた時は、心地よくゆったりした気分になりますが、
逆に、「a=440Hz」で聴いた時は、聴いていて落ち着かないというか、
妙に張り詰めた感覚(緊張感)を感じました。
他の方はどう感じるのかは知りませんが。
そこで、「楽育」(がくいく)という言葉を思いついたのですが、
既にこの言葉は使われているだろうな、と思っていたら、案の定でした。
「楽育ママ講座」
子育てに悩むママさんのための教育、
という意味合いで使われている様で「らくいく」と呼ぶそうですが、
「音楽の教育」という意味合いで使っている方もおられます。
私が言っているのは、後者の方です。
「楽育音楽研究所」というのが大阪にあるそうです。
http://rakuikumusicacademy.web.fc2.com/
学校で、ベートーヴェンとかモーツァルトの曲を聴かせて
感想文を書かせるだけ、みたいなのではなく、
音に関するもっと重要な何かを教育に組み込めば、
世の中の改善にも繋がるのだろうか?と妄想しました。
とは言うものの、
その具体的な内容ややり方はまだ思いついていないのですが・・・。
シュタイナーが何か重要な鍵を握っていそうな気はしますが、
勉強不足であるため、今のところは何とも言えません。
ミュージシャンが宗教の教祖みたいになっている状況や、
そのファンが宗教の信者みたいになっている状況、
一部の人から「ロックンロールは悪魔の音楽」と呼ばれるのは何故とか、
かつて、ナチスがヴァーグナーを政治利用した事など、
そういうのを見て、「音」や「音楽」について、
改めてきちんと考え直さなくてはならないのかな?
と思った次第です。
(追記:「楽育」というと、
「音楽」の「楽」であると連想するのが難しいかも知れないと思ったので、
「音育」(おといく)という言葉を新たに考えました。
しかし、この言葉も案の定、既に使われていました)
音育のご紹介 / Sound Education | 小松正史 Official Website
「こどもの日」クラシックコンサート情報
こどもの日コンサート2015
~おどるの大好き!バレエからミュージカル、ようかい体操第一まで~
《時間》
1回目:12:20(開場)13:00(開演)
2回目:14:50(開場)15:30(開演)
《場所》
横浜みなとみらいホール(大ホール)
指揮:岩村 力
演奏:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
フルート:齋藤華香
合唱:横浜少年少女合唱団 赤い靴ジュニアコーラス
司会:岩崎 里衣
《演目》
舞踏会の美女(ルロイ・アンダーソン)
「コッペリア」前奏曲(レオ・ドリーブ)
「白鳥の湖」より情景(チャイコフスキー)
「眠りの森の美女」よりワルツ(同上)
「くるみ割り人形」より花のワルツ(同上)
こどもたちとオーケストラのための協奏的マーチ「さか・さかさ・かさ」(池辺晋一郎)
おどるの大好き!メドレー(編曲:大橋晃一)
「ドレミの歌」
「チム・チム・チェリー」
「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」
「オクラホマミキサー」
「オーバー・ザ・レインボー」
「ようかい体操第一」ほか
※「さか・さかさ・かさ」は、お客(こども)の演奏参加が可能
《料金》
1回目:0歳~小学生 1,000円/中学生以上 2,500円
2回目:小学生 1,000円/中学生以上 2,500円
※1回目は0歳のお子さまから要チケット
※2回目は未就学児の入場不可
*中学生以上のみMiraist Club会員10%割引
http://www.yaf.or.jp/mmh/recommend/2015/05/presents-6.php
こどもの日 オープンハウス
パイプオルガンミニコンサート&みんなで歌おう!
時間:10時~16時
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
入場無料・イベント参加無料・入退場自由
演奏:近藤岳(ホールオルガニスト)
司会:朝岡聡(コンサートソムリエ)
時間:10:30~/14:00~
曲目:バッハ:トッカータ、ウェストミンスターの鐘、ドレミの歌(みんなで歌おう)ほか
時間:12:30~/13:30~
曲目:「スター・ウォーズ」より
ピールトーンアンサンブル 金管五重奏ミニライブ
時間:11:30~/15:00~
演奏:ピールトーンアンサンブル(金管五重奏)
司会:朝岡聡(コンサートソムリエ)
曲目:星に願いを、リベルタンゴ、童謡メドレー、ほか
https://www.kawasaki-sym-hall.jp/wakuwakumuza/event/openhouse/
はじめてのクラシックVol. 10『こどものためのモーツァルト』
時間:11:00~(開場10:30)、14:30~(開場14:00)の2回公演
場所:京都コンサートホール 小ホール
入場料(1公演に付き・全席指定席・前売・税込):
大人 2,000円
子ども 1,000円(2歳~中学生)
親子ペア 2,500円(大人+子ども)
*2歳未満はひざ上にてご鑑賞可能(無料)。但し、座席が必要な場合は有料。
*当日券各500円増(前売券売り切れの場合、当日券は販売いたしません。)
指揮:齊藤一郎
演奏:京都フィルハーモニー室内合奏団
ソプラノ:しまざき まさこ
バリトン:山中 雅博
曲目:おもちゃの交響曲より(L.モーツァルト)
交響曲no.1の第1楽章(アマデウス・モーツァルト)
アルペンホルン協奏曲より(L.モーツァルト)
トルコ行進曲(チェンバロ)(アマデウス・モーツァルト)
春へのあこがれ(ソプラノ島崎)(アマデウス・モーツァルト)
アルトトロンボーン協奏曲ニ長調より第1楽章(L.モーツァルト)
アイクラ第1楽章(指揮者コーナー)
そりあそび(アマデウス・モーツァルト)
パパパの歌(ソプラノとバリトン)(アマデウス・モーツァルト)
キラキラ星(全員合唱)(アマデウス・モーツァルト)
http://kyophil.com/kyophil/2015.5.5.html
新・クラシックの扉【特別編】
時間:14:00(開演)
会場:すみだトリフォニーホール
指揮:久石譲
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団
曲目:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より前奏曲(ヴァーグナー)
『浄められた夜』 op.4(弦楽合奏版)(シェーンベルク)
交響曲第3番(アルヴォ・ペルト)
http://www.njp.or.jp/archives/17291
《追記》
2015年5月5日
・弦楽のための5つの小品(ヘイノ・エッレル)
・交響的絵画「黄昏」(ヘイノ・エッレル)
・交響曲第1番ハ短調第2楽章(カリヨ・ライト)の動画追加
2015年5月7日
・交響曲第1番第2楽章(アイヴィン・アルネス)
・ダホメー狂詩曲(アウフスト・ドゥ・ブック)の動画追加
2015年5月18日
・フランドル狂詩曲(マウリス・スフマケル)
・フランドル狂詩曲(マリヌス・ドゥ・ヨング)
を「子どもに聴かせたいけどYouTubeに出ていなかった曲」に追加
【追記:2023/4/13】
ノールローキアーナ → ノードローキアーナ
リカルド・ノールローク → リカード・ノードローク
厳密には「ヌードローク」か?