ラガイニーティスとムズィークスとブベスィーテ
(二角獣と毛玉とティドリーウィンク)
Ragainītis, Mūziks un Bubesīte
(Hornyhoof, Furball and Tiddleywink)
監督(Režisors)脚本(Scenārija autors):
マーラ・リニニャ(Māra Liniņa)
スタジオ(Studija):
ダウカアニメーションスタジオ(Animācijas filmu studija Dauka)
時間(Garums):
5分(min)
制作年(Gads):
2002年(データベースでは『2003』と出ているが、
映像中では『2002』と出ています)
http://www.nfc.webserver.lv/lmdb/movies/movie.php?mov_id=1221
Ragainītis, Mūziks un Bubesīte (2003) | Filmas.lv | LMDb
コメントをよくくださるMatyikaさんから教えて戴いた
或るYouTubeアカウントの所有する映像を
色々物色していて見つけました。
9月に発見したのですが、
今年の6月に上げられたばっかりだというのに、
ほんの数回しか再生されていませんでした。
で、改めて12月に見てみたところ、
12回しか再生されていません。
殆ど私(と映像所有者)しか観て無さそう。
内容は、やはり詩情溢れる幻想的な描写が中々のものです。
空中であるとか地面であるとか、重力すらも自由にあしらわれ、
それが観ていて心地よい。
1:40辺りの、主人公の犬が向こう側を向いていたと思ったら
瞬時に手前向きになる(尻の辺りがそのまま顔になる)などといった、
トリッキーな描写の数々が魅力的です。
ユニコーンの角が2本というのには驚きましたが、
検索で調べてみたところ、バイコーン(Bicorn)というのがあるそうで。
ほのぼのとしたBGMもいいですね。
口琴と思われる音色が見事にこのアニメーションに似合っています。
3分前後に於ける滑りながら歌うヒキガエルの民謡風の歌が、
一瞬”君が代”っぽく感じました。
湯船の中でオッサンが歌う浪曲の様でもあります。
タイトルなんですが、3匹の動物の名前なのは分かりました。
『Ragainītis』は二角獣(バイコーン)
『Mūziks』は主人公の犬
『Bubesīte』はヒキガエル
『Ragainītis』は、山羊とか鹿などの、角のある動物の事らしい?
『Mūziks』は、音楽(Mūzika)を意味すると思います。
『Bubesīte』は分かりません。
英語の題名もあるんですけど、内容が違うんですね。
『Hornyhoof』は、角と蹄のある動物という意味で、
ほぼ同じですけど、犬は『毛玉』(Furball)という名前で、
ヒキガエルは『ティドリーウィンク』(Tiddleywink)という名前です。
『ティドリーウィンク』とは、
『ティドリーウィンクス』(Tiddlywinks)から来ているのでしょうか?
手に持った円盤でプラスティックメダルを弾き、
カップの中に入れるゲームです。
Tiddlywinks - Wikipedia, English
このアニメーションのデータベースでは、2003と出ているのですが、
映像を見ると、2002と出ています。
制作年が2002年で、公開されたのが2003年という事でしょうか?
【追記:2019/8/2】
1番目の画像追加
ヒキガエルの歌う君が代っぽい歌は、
ラトヴィア民謡「闇夜、緑の草」(Tumša nakte, zaļa zāle)
といいます。
【追記:2022/9/20】
ブベスティーテ → ブベスィーテ