私は、水と油を無理矢理融合させるネタが大好きで、それが、私の主な表現方法でもある。
その中の一つが、グロい内容と可愛いを組み合わせたネタである。
変態とファンシーキャラを組み合わせた「かわいいへんたい」シリーズは、私の重要な作品シリーズの一つである。
それに関しては、別の機会に紹介する。
今回紹介するのは、水子をカワイクアレンジした
水子の妖精 ミックン
です。
1995年に考えていたものの、当時は鉛筆による下書きに留まっている。
あの頃は、体のダルさが半端ではなかった。
恐るべしADHD!!!!!
ペン入れが途中で止まっている!!
B4のケント紙に描いたのだが、その中の左側のみを示した。
B4だとスキャンに入らないからというのもあるけど、右側に書かれている文章は、かなり過激でヤバくてその侭紹介するのがマズイような感じなので、敢えて出さない(あの頃に比べてかなり丸くなったなあ俺)。
性モラルの低下を物凄く過激にけなした内容だ!!
見たい?
私にリアルで会ったら、見せてあげます。
色々と波乱の日々を越えてやっと落ち着いた2004年に、Tシャツデザインにしようと思い立ち、布描き用絵具を使って手描きでTシャツに描いた。
このTシャツは、会田誠とその取り巻き(表現悪くてすまん!!)が旅行に行った時、ゲームだかクイズだかをやったのだが、その時の賞品の一つとして出された。
何と獲得したのは、会田さんだった!!
まあ、私も取り巻きの一人なんだが、悔しい事に、仕事の都合で行かれなかった!!
2作目は、前と後に描いた。
最初に示した、1995年に描いたデザインをそのまま使用した。
確か、2005年4月に当時会田誠が住んでいた西荻窪の一軒家(元はミズマさんの父の家だったらしい)で開かれた「西荻ビエンナーレ」で発表されたと思う。
悪趣味おふざけ系ファンシーキャラではあるが、性モラルの低下を皮肉るという真面目(?)な意図も含まれているという、複雑な内容が込められているのだ。
まあ、お心当たりのある方は、これでも見て、是非複雑な心境にでもおなりになって下さい。
ご注意戴きたいのは、ミックンというのは、中絶されたりトイレで産んだ後にそのまま放って置かれて死んだり等の不当な理由で亡くなった子供という設定です。
何故なら、子供が欲しいのに流産や死産等で死なせた場合は、親は全然悪くないからです。(2007年11月7日追記)
ミックンの名の由来ですが、それは、R-TYPE(1987年、IREM、現・アピエス)というシューティングゲームの最終面に出てくる、緑色の水子の様なキャラです。
自機に向かって突っ込んできます。
別に、姿は似てません。
悪趣味系ファンシーマスコットシリーズ
へんたいかいじゅうマゾラくん 1987年~
http://ameblo.jp/ssatoloux-1987/entry-10048517922.html