オランダ語の”G”の日本語表記法を考える 2005、2007年 | 妄想印象派 自作のイラストや漫画、アニメ、音楽など

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オランダ語の”G”の発音が「ガギグゲゴ」ではなく、喉の奥から擦り出す様な、どちらかというと「ハヒフへホ」に近いとはよく知られているものの「ゴッホ」は何故か「ホッホ」とは呼ばれない。


「フィンセント・ファン・ホッホ」でネット検索してみると、上記と同じ事を書いているブログを幾つか発見する。


有名だし、そういう呼び名で定着している為だからだろう。

「エディスン」を「エジソン」と、「エウクレイデス」を「ユークリッド」、「アイソーポス」を「イソップ」、「アームンセン」を「アムンゼン」、「ベートホーフェン」を「ベートーヴェン」、「コベイン」を「コバーン」と呼ぶようなものだろう。


でも、厳密には「ハヒフヘホ」ではないので、新しい表記を取り敢えず考えた

誰も採用してくれないとは思うけど、別にどうでもいいや。







 ギ グ ゲ ゴ


           あるいは



カ´ キ´ ク´ ケ´ コ´





ちょっと無理があるような・・・

未だ納得行ってません。






○念の為の使用例○


ヘント = ゲ

Gent     ケ´ン 


どうです?

だめですか?

まあ、シャレですから・・・。





次いでとばかりに、ロシア語の”X”の日本語表記も考えました。

誰も採用してくれないとは思いますが。





 キ ク ケ コ

 

          あるいは

ハ´ ヒ´ フ´ ヘ´ ホ´




○使用例○


ハラショー = カラ゜ショー

хорошо  ハ´ラ゜ショー

(英語等の”R”にあたるロシア語の”P”は、私の中では勝手に『ラ』に半濁音表記させている)


これも、自己満足の賜物です。

鼻濁音の一般的表記である「ん」みたいですね。

これも納得いってない。








母音を伴ったオランダ語の”G”は、音声学的に言うと「有声軟口蓋摩擦音」と呼び、子音だけのオランダ語の”G”やロシア語の”X”は「無声軟口蓋摩擦音」と呼ぶ。


つまり、「有声軟口蓋摩擦音」と「無声軟口蓋摩擦音」を分けて、その日本語表記法を勝手に考えたという訳です。


それで何かが変わるとも思いませんけど。