今朝もブログめぐりをしていて出会ってしまった。

今まで熱烈な韓国の誰かのファンだった人が
簡単に嫌韓になっている・・・

と書いて、
その過程はひょっとしたら簡単ではなかったのかもしれないが。

自分の国も、他国も簡単に好きになったり嫌いになったりする存在ではない。

特に、国家政策として敵国を作りたがっているときには
なおさら、冷静になる必要がある。

軍拡政策をとりたいときには
常に仮想敵国を作る必要があるし、
そのために、小事を大事にするということを知っていることが大切だ。

7月7日の夜の出来事がそうであった。
    
まさか、あの小事を大事にしたことが
日本と中国の全面戦争につながり、
それが、世界戦争につながり、
8月6日、8月9日、8月15日になっていくことを
その時、誰が想像したか!

一度歯止めを外すと制御できなくなっていく歴史を何度経験すれば分かるのか。

まずは、その事件が発生した場所を考えてみよ。
それが、自国の領土なら自衛。
他国の領土なら「集団自衛権」がいくらあると主張しても侵略。
両者が主権を主張している場所であれば、
そこで事件を起してはならない。
小事を小事に留める努力をするのが政府の仕事だ。

自国のプライドをどんな形で守るか。
世界にどんな形で貢献していくか。

アメリカの言いなりではなく、
二度と戦争をしないと誓った国として出来る方法はいくらでもある。

・・・・日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。・・・・

ラッキーにもこの憲法を持つ国になれたのだから、
国際社会に胸を張って、
武器を持つのではない違う方法で国際貢献が出来る。
敵を作らないことこそが、自国を守るための一番の方法だ。
国際社会において、「名誉ある地位を占めたい」と願うことを捨てるのか。