退屈な毎日。
あまりに暇すぎて、
物乞いの子供を中に招き入れ、一緒にお茶した。

ラオスの物乞いは、自分から歩いて回って物を乞うタイプ。
歩けるんだからさ、働けるんだよ。

親が駄目だよね。
子供をだしにして、お金を集めさせる。

しかもさ、今日来た女の子、すっごく太ってるの。
10歳くらいなのかな。
ただの肥満児。

ご飯食べた?って聞いたら、
「うん、おなかいっぱい。」って言われちゃったよ。

フルーチェ一緒に食べたんだけど、
「あんまり美味しくない。」って最初は言ってたの。

でもさ、弟が来て、弟がパクパク食べてるのを見たら、
気分が乗ってきたみたい。

やっぱりデブは、甘いものは別腹だよね。

「のどが渇いたからお水ちょうだい。」って言われて、
冷たいお水をあげたら、「美味しいね。」ってニコニコしてた。

壁に貼ってあるうちわを見て、
「あれもちょうだい。」って言われたけど、それは無理。

やっぱり、「あれ頂戴。これ頂戴。」って言う事に慣れてるというか、
躊躇がないよね。

母親と弟がいて、遠くに父親らしき人が待ってた。

ブンシューが母親と少し話したんだって。
父親は働かずに、それを責めると殴られるって言ってたらしいけど、
そういう設定って事なのかな。

嘘か本当かは分からない。

みんな普通体系なのに、あの子はなんであんなに太ってるんだろう。

物乞い業で太ってたら、業績悪いと思うんだけど。

ブンシューが5000K渡して、早々に追い返しちゃったんだけど、
また来るかな?

だって暇なんだよね。

たまにブンシューの子が来ても全然話してくれないし。

味噌はニャーニャー何やら話しかけてくれるけど、
ラオス語以上に意味不明だし。




あぁ、暇。