円卓会議とは?【1】
円卓会議とは、「安全・安心で持続可能な未来に向けた社会的責任に関する円卓会議」の略称です。目的は、社会の課題に対してさまざまなセクターがコンセンサスをとりながら、課題解決に向けた取り組みについて対等な立場で議論と合意を行うこととなっています。7つのステークホルダー(企業、消費者、労働組合、金融機関、NPO/NGO、専門家、行政)による準備委員会が開催(5回)され、2009年3月に設立総会がおこなわれました。
*詳細については、内閣府ウェブサイト内の「社会的責任の取組促進」http://www5.cao.go.jp/seikatsu/sr/index.html にPDF形式で掲載されていますので、ご参照ください。
円卓会議を進めていくために、下記の通りの各委員会の設置されています。「社会的責任向上のためのNPO/NGOネットワーク」(以下、NNネット)は、この円卓会議に正会員の中から代表協議者を送り出しています。
1) 総会:
円卓会議における審議の基本的な方針その他定める事項について審議を行い、円卓会議としての議決を行う。総会委員は、行政を除く各グループにより選出。総会は、部会をおくことができる。
人数:40名以内で組織。(当面は各グループより4名程度)
回数:年2回程度の開催予定
2) 部会:
部会は、総会が示す審議の基本的な方針またはその定めるところに従って、専門的な審議を行い、部会としての議決を行う。設置される部会は「総合戦略部会」のみに統一。部会委員は、総会が定めるグループに属する団体等により選出(政府は審議官クラス)。部会は、審議事項に応じ、専門的な検討を行うため、ワーキンググループを置くことができる。
人数:30名程度の部会委員で組織。(当面は各グループより4名程度)
回数:1~2ヶ月に1回程度の開催予測
任期:1年(ただし再任を妨げない)
3) 運営委員会:
総会及び部会の審議を運営面から補佐する。
人数:40名以内で組織。(当面は各グループより4名程度)
回数:1ヶ月に1~2回程度の開催予測
任期:1年(ただし再任を妨げない)
4)ワーキングチーム:
総会及び部会にて設定された特定テーマの議論を進めていく際に、必要に応じて専門的な見地から検討するチームを部会として設置できる。その際にも、各グループよりメンバーを選出することになっている。
セクターの「代表協議者」として、以下の11名が選任され、参加・発言していただいています。
<総会>
太田達男さん(公益財団法人 公益法人協会 理事長)
星野昌子さん(特定非営利活動法人 日本NPOセンター 顧問)
堀田 力 さん(財団法人 さわやか福祉財団 理事長)
<総合戦略部会>
川北秀人さん(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者)
古賀桃子さん(特定非営利活動法人 ふくおかNPOセンター 代表)
田村太郎さん(ダイバーシティ研究所 代表者)
早瀬 昇 さん(社会福祉法人 大阪ボランティア協会 常務理事・事務局長)
<運営委員会>
岩附由香さん(特定非営利活動法人ACE 代表)
黒田かをりさん(CSOネットワーク 共同事業責任者)
田尻佳史さん(特定非営利活動法人 日本NPOセンター 理事・事務局長)
横田能洋さん(特定非営利活動法人 茨城NPOセンターコモンズ 常務理事・事務局長)