政府は10日、女性の活躍推進策を検討する「すべての女性が輝く社会づくり本部」(本部長・安倍晋三首相)の初会合を官邸で開き、来春までに実施する子育てや就労への支援策など35項目を盛り込んだ「政策パッケージ」を決定した…
というニュース。
一般論としては、反対はしない。
だけど、いつも思うのが、この手の対策の発想が大企業中心で
中小企業にはなかなか届いていない、という事だ。
推進策として、きっとまた助成金なども出てくるのでしょうが、
それらもまたもや、いわゆる「助成金ビジネス」をやる人たちを儲けさせることになるだけでは…
本当に、会社で女性が働きやすい環境は、
すなわち男性も、さらに障害者や高齢者も含め、
みんなが働きやすい環境、なのだと思います。
そのための、働き方の改革、職場の意識改革でなければ…
単に、「優秀な」女性を、経済成長の名のもとに、利用するだけになりかねない…
と危惧します。