イクボス中小企業同盟の新春セミナー
こんにちは。社労士の天野です。
1月12日、東京の市ヶ谷でイクボス中小企業同盟の新春セミナーが
開催されました。
NPO法人ファザーリングジャパン代表の安藤さんの司会でスタート。
ワークライフバランスやイクボスというと、どうしても大企業のものと
思われがちですが、元気な中小企業がたくさん集まりました。
セミナーでは、事例発表が3つ行われました。
そのうちの1つ、サイボウズの青野社長は定着率が急激に改善したことを
導入してきた人事制度の事例を踏まえて説明しました。
「100人いれば100通りの人事制度」という話しもされますが、
それらの人事制度は会社が用意するのではなく、社員が考え、提案する。
つまり、自立している社員がそこにはいるのです。
株式会社である以上、大手だろうと中小であろうと利益を出すことが
求められます。ただただ福利厚生的にワークライフバランスやイクボスを
考えていたら成り立ちません。
元祖イクボスと言われる川島さんは、ワークハード・ライフハードを提唱します。
生易しく「ワークライフバランスを取ってね」みたいな経営ではないのです。
私自身、中小企業で残業時間削減のコンサルティングを行うこともありますが、
大切なのは経営者、従業員の覚悟だと思います。