お忍びにも程がある。 | しまりす日記

お忍びにも程がある。

いやーーー、ほら、

こうして、コーエン兄弟と、

「しまりす日記」映画化に向けて

忙しく動き回っている日々じゃないですか。



そんなコーエン兄弟に、

ちょっとこのエピソードは

言えないな、って思っちゃった件があるんですけどね。




そちらを、本日は、

こそこそーーーっと。



なにしろ、コーエン兄弟も

このブログ、

もちろん読んでますんで、

彼らの目に触れないよう、

もしかしたら、、、あとでこの記事、

こそこそーーーっと、

削除するかもしれないですけど。。。



え?どんな話か気になるから

さっさと始めろ?

はい、

りょうかーーーい。

じゃあ、本日も、

元気にコネタ、

いってみよーーー!!(* ̄O ̄*)ノ



そんなわけで入りました

いせや、

相変わらず、、、っていうか

さらに古くなってましたけど、ぶっっ。



ごめん、なんか、

すきっ腹と、例の 「決死のボート漕ぎ」 (読んでない奴は、早く前の記事を読め。)

で、

ビール一杯目にして、

既に俺のボデーが

大量のアルコールを吸収してしまったらしく、

酔っ払って、



チューリップ・マーク チューリップ赤の設定のまま

撮影しちゃったんで、

ぼけてるんですけど、




こんな、レトロなの。

わざとレトロじゃなくて、

本気と書いて「マジ」もんの古さだったりする

「凄み」を感じるんすけど。



しまりす日記


しまりす日記

ケイブメンがぼそりと、

日本にもhealth inspectionってあるんだよね?

と念を押す古さ。





で、

まあ、

ここでも、ストーカーには出くわさないわけですけど、←まだ言っちゃってる?




しばらく食べて呑んだら、

2軒目どーしやす?って話になって、

はーもにか横丁を3人でぶらぶらしてみることに。



そこで、

たまたま出くわした

これまた焼き鳥屋さん。




しまりす日記


ああーーー、いいですねえ、いいですねえ、こういう感じ。

お客さんたちも、働いている人たちも

ひじょーーにフランクですし。

晩飯にってことで

立ち寄って買って行かれる方達なんかもいて、

いやー素敵、素敵。




で、日本酒呑み始めちゃって、

ほろ酔いになってくるわけですがな。



そうこうしているうちに、

知らないうちに、お隣に、

アメリカ人の兄貴が座っていて、



ほら、アメリカ人もまた、フランクだから

俺たちの話題に加わってきたんだけれども、

4人でしばらくなんかおしゃべりしていたら、

気づいたら、

ケイブメンが

日本人の女の子たちに

話しかけられているんですよ。



で、さらに、そのこたちが

ケイブメンの写真まで撮り始めたわけですよね。




しまりす日記


ついに来たな「しまりす日記」ストーーーカーーーー!!!!キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

来たな、俺の、


セレブリティ・モーメントォオオ!! (* ̄O ̄*)ノ





おいおいおいおい、ケイブメンの写真ばっかりとって、

俺に挨拶無し、、、さては

熱狂的ケイブメン・ファン?



ちょっとぉおお、ケイブメンは、あたいの男なのよぉうっっ。

と、難癖をつけようとした途端、



ケイブメンが、私たちを振り返って、

「この子達、スターウォーズ、スターウォーズって言うんだけど、

俺のことを

スピルバーグと間違えてるみたいなんだけど。」

とか脱力笑いしてるんですよ。



いや、しかも

スター・ウォーズ、

ジョージ・ルーカスですからね??? ← 間違えがち。 よくごっちゃにされる二人。



で、むっさうけていたら、

斜め前辺りに立っていた、

おむすびみたいな顔のお兄さんがですねえ、



「すいません、僕たち

劇団の者なんですが、

ちょっと

連れの子達をからかって、

あの人はスピルバーグ監督だから、

ご挨拶をして

チャンスをつかんできなさい。って言ったら

本気にしちゃいました。(●´ω`●)ゞ」



って教えてくれたんですけど、




「本気にするなよ。」




っていう、

この女子二人以外の

その場にいた誰もが

そう心の中でツッコミを入れていたに違いない、




大変ツッコミ甲斐満載の

女優の卵達

(結構かわいかった。)

に囲まれて



写真を撮られるケイブメンも

まんざらじゃなさそうで、




そういうことなら、

夢、

壊しちゃなるめえってことで、

俺も畳み掛けるように、




「お嬢さん方、わたくしは

監督の日本でのマネージャーをやっている者ですが、

ささっ、どうぞどうぞ、お並びになって、

わたくしが

3人揃ったところを

写真にとって

さしあげましょう。」



ってことで、

3人並ばせて

撮った写真がこれで。。。





で、この写真以降、

この子達の

このポーズが

俺たちの中で

間違いなく大流行するわけで。

アメリカでも流行らせたい感じ。






一応、その後、

緻密に分析してみたんだけど、

スピルバーグとケイブメン、



ヒゲとメガネしか共通項目が見当たらないのだが。




で、奥にいたアメリカ人のお兄さんのことを誰かが

「あの人はエディ・マーフィだよ。」

(「黒人」はみんなエディ・マーフィに見えちゃう感じ。)

って言っていて、



また、俺、

呑んでた日本酒噴くっていう。

和やかな笑いに包まれましたわけですが、




コーエン兄弟にこのエピソード言ったら、

やっぱり、同じ監督業をこなすものとして、

なぜ、俺達の名前が出てこないのだと、

気分を害すかもしれないんで、

皆さん、ほんと、この件は、

内々に、、、。

それぞれのお心の中に

しまっておいてくださいましね??お願いしますよ??



で、このエディーマーフィと呼ばれたお兄さんが、

彼の恋愛事情を

我輩たちに相談してきたんだけど、


こいつがまた、

ある意味において、

「ティピカルな男」でさあ。


ねえ、sanshoさん。 

ちょっと俺たち、むかついたんですよねえ。



で、

これ以降、ずっと、

ケイブメン、

彼の隣に座って、

メンターとして恋愛指南を

してあげてたみたいなんですけど、



吉祥寺で

スピルバーグが

エディ・マーフィに

いささか猫背になりつつ

焼き鳥屋で

ポン酒呑みながら

恋愛指南っちゅう、




お忍びにも程がある




っちゅう図が展開されていたわけで。

深けゆく吉祥寺の夜、

ニヤニヤが止まらない

俺がいました。



後でもう一回お会いしたときにsanshoさんが言ってたんだけど、

いやー、ケイブメン、

スピルバーグとして、

そしてまた恋愛指南役としても、

大活躍だったね、っていう。



ケイブメン、日本に来ても

変わらず大立ち回りな

日々なのでした。


ではでは。