- イノサン 7 (ヤングジャンプコミックス)/集英社
- ￥555
- Amazon.co.jp
あらすじ：
- サンソン家家長の責を自覚し、礼法を重んじるようになった兄シャルルと、処刑台で奔放に振る舞う妹マリー‐ジョセフは反目し合う…。マリーが実力を見せた“立像斬首”から１年後、シャルルは幼き「ルイ１６世」と出会う。彼はシャルルを崇拝し、ベルサイユ宮殿の昼餐会に招いた。集う貴族たち。だがそこには血の匂いが…!?
- ☆
- おすすめ：
◆前巻の感想 → こちら
なんかすっごい
やっぱこの漫画すっごい
目からウロコよ､､､､
なんだろ？
全くジャンルは違うけど、相原コージさんの忍者漫画『ムジナ』を思い出しました。
チャレンジに次ぐチャレンジ！
滅多矢鱈にない漫画を世に出す！
的な。。。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ネタバレあります↓
空想癖のあるルイ-オーギュスト殿下（のちのルイ１６世）
このカワイーぼうやがシャルルに対する憧れを膨らませているところから始まりまして。
この子からベルサイユの昼餐会に招待を受けたシャルル。
その席で、オルレアン公が画策した罠に嵌められてしまうのです。
いきなり不当な罪人扱い、ひいてはその場で裁判が行われることになり、戸惑うシャルル。
そして、疎遠になっていた妹・マリー－ジョセフと再会したものの、彼女はオルレアン公側についていた。
特筆すべきはシャルルＶＳマリーの対話が、なんと！！
ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ ミュージカルッッﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ
昔の少女漫画ではあったんですよ、こういうの。
突如花と星が飛んできて、シンギング＆ダンシングなの！
(木原敏江さんとか萩尾望都さんとかよくやってた気がする。でもせいぜい数コマとか１、２ページとかだった)
青年漫画で１５ページに渡るミュージカルはすごいと思うなぁ！！
や～～、宝塚の公演って観たことないんですが、こんなカンジ？
『イノサン』ってミュージカルになったり､､､､厳しいか
あ～それにしてもオルレアン公が醜いッス。
この裁判の結末、オルレアン公と同じくらい醜いッス！
今巻の表紙、『ベルサイユのばら』１巻の表紙を思い出しますわ～。
アントワネットのオーストリアでの暮らしぶり。
そして、フランスに嫁ぐことになった経緯が描かれています。
当時のヨーロッパのトイレ事情に触れてるページがありますね～
広がったスカート、ハイヒール、マント、アンブレラ、香水。
確か全てトイレ事情による苦肉の品々じゃなかったかしら？
ﾅﾝﾃｺｯﾀヽ(;´Д｀)ノ
マリア・テレジアがアントワネットに性教育を施す場面がありますが､､､､！
史実じゃないと思いたいわ(＝◇＝;)
アンドレ ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!!
＆！
ジャンヌ・ド・ヴァロワ ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!!
アンドレ、もう会えないかと思ってた！
意外とすぐ会えた(笑)
クマゴローみたいになっててちょっとびっくりしたけど
中身は変わらず“お人よしアンドレ”だった。
ジャンヌはあの、首飾り事件のジャンヌです。
いいですね～、既にひん曲がってる性根
『ベルばら』よりも史実に近くなるのかな？
どんな風になるか、これから楽しみだな～♪
でっ、でっ！
オスカル ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!!
（うそうそ。でもオスカルにしか見えんよ！マリー-ジョセフ
）
こんな強くて美しい男装の麗人。。。
ホレるっしょ､､､､
アントワネットの警護にアンドレを伴ったマリーか。
ワクワクo(^^o)
ワクワク(o^^)o
うわーっ
あんのむきタマゴ殿下がめーっちゃ繊細そうな美青年になってる～～～！！
ブラボー『イノサン』！
そんでもって殿下が掲げた誓いがすばらしいですね！
（腐った私がそう言ってます）
シャルルも思春期の頃、そんなようなこと言ってましたね。。。
（遠い目）
殿下からシャルルへの突然のキス。
あのキスを思い出しちゃうなぁ。
昔、血塗られた運命を受け入れられないシャルルに、同じく苦悩を抱えるジャン・ド・シャルトワが贈ったキスね。
シャルルもジャンも脆く、儚く、美しかった。
ルイ-オーギュストの今のように。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
次巻、また兄妹対決
３月っ
