“最後の御託宣”…永田町の陰陽師・富士谷紹憲さん(夕刊フジより) | 星が語る『Star』~Astrology Cafe~

“最後の御託宣”…永田町の陰陽師・富士谷紹憲さん(夕刊フジより)

5日、多臓器不全のため死去72歳

 8・30に向け、選挙戦が日々激化している5日早朝、「永田町の陰陽師」こと富士谷紹憲(ふじたに・しょうけん)氏が、多臓器不全のため、東京・三鷹の杏林大学医学部附属病院で亡くなった。72歳。入院直前、富士谷氏が夕刊フジ記者に語った“最後の御託宣”とは。

 富士谷氏は熊本県出身。地元高校卒業後、上京して大学に入学するが中退。大学図書館職員や鍼灸師などを経て、20代後半に風水師の道に入った。霊能者の菅谷春吉氏や、「総理の指南役」と呼ばれた陽明学者の安岡正篤氏に師事し、「社会の病を治療する国手たれ」と教えられたという。

 与野党を問わず、国会議員や首長、地方議員の選挙や政治活動の相談に乗り、いつしか「永田町の陰陽師」と呼ばれるように。

 ベテラン秘書は「富士谷氏の数秘学で選挙事務所を選び、当選した議員や首長は何人もいる。占いで気になる結果が出れば、首相でも大物議員でも手紙を書いたり、面会してアドバイスしていた。小渕恵三元首相の逝去を数カ月前に予言したこともあった」という。

 最近では、活動停止中の日本評論家協会の再生に向けて活動していたほか、今回の総選挙や選挙後の政界再編に向けて、分析を続けていた。

 先月7日、自宅浴室で倒れ、救急車で杏林大学医学部附属病院に。約1カ月間、ICU(集中治療室)に入院したままだった。

 妻のゆうこさんは「総選挙の最中ですから、本人は悔しかったと思います。ICUでは意識はなかったのですが、耳元で『選挙ですよ』と語りかけると、体が反応していました」と話す。

 6月末、永田町近くで夕刊フジ記者と会った際、富士谷氏は「民主党に追い風が吹いているが、まだまだ分からない。スキャンダルに要注意だ」と語っていた。

 故人の遺志で、通夜・告別式は行わない。戒名や読経もない。8日に家族で見送るという。

以上、夕刊フジより。

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