昨日のブログの最後に少し書きましたが、

人生は登り坂というより、
階段のように上っていくように思います。

結果を出せず毎日が0の連続で、
全然成長していないように思えて
もうイヤになってしまいそうでも、

0が続いたその先に次への扉があり、
新しい場所があります。



何かを時間や情熱をかけてやりこんだことがある人は
自然と経験でそれを知っていますが、

そういう経験がない人は、
やったぶんだけ少しずつ
右肩上がりに伸びると思う人もいるようで、

そう思っていると0が続くと
がんばる気が早くしぼんでしまって長く続けられず、
結果、形になる前に諦めてしまうことになります。


勉強でもスポーツでもピアノでも人生の夢でも、
いつでも望みが叶うように努力するときは、

階段の横這いの部分にいるんだな~

っとわかっていれば、
0が続いても気にせずがんばり続けられます。



よく生徒さんにそんな話をします。

小さい子たちにはレッスンで
音符カードを早く読めるように、
時間を計って よーいドン!で
ゲーム感覚で毎回読む練習をするのですが、

同じくらいのタイムがずっと続くと、
みんなちょっとがっかりします。

そんな時絵を描いてこの話をします。

『同じタイムが続いてるね!
いいぞいいぞ!
できるようになるのは階段みたいなんだよ。
もうすぐグンと早くなるよ!』

するとみんな安心して
その日を楽しみに笑顔で続け、
辛くならずにどんどん読めるようになります。

実際、本当に横這いが長いほど
伸び率も大きく、
『ほらね!』って言うと
みんな笑顔で『うん!』と言ってくれます。

こういうことを子供のうちに
小さいことでたくさん経験しておくと、

大きな挑戦でタームが長くなっても
信じて淡々と努力し続けられます。

何より、それを知っていると
辛くなりにくいです。

辛くないから長くかんばりやすくて、
夢が叶う確率も高くなると思います。


方向とやり方はしっかり考えて、
あとは信じて焦らず続けるのみ。
(ここがズレてるとダメですから、
そこはしっかり考えないとですが。)


私たち大人も、横這いが長く長く続いても、
その分グンと大きなレベルアップの前兆だと信じて
楽しみに続けていきたいですね(*^^*)