今日は演奏会に行ってて遅くなってしまい
今ようやく部屋でひと息ついています。

今日は佐渡裕さん指揮の演奏会に行ってきました♪

お目当てのラフマニノフのピアノ協奏曲2番は、
スケートで真央ちゃんが滑ったことで
また有名になりました。

その前はのだめで有名になり、
更にその前は伊藤みどりさんがアルベールビル・オリンピックで、
女子で初めてトリプルアクセルを決めた時に使われていたりと、

何度も取り上げられる名曲です。


いや~本当にこの曲は素晴らしい名曲ですキラキラ

もう20年以上散々聞き込んできましたが、
今日聴いて、また好きになりました。


最初の一音からラフマニノフの世界に入り、
鳥肌が立ちました。


クラシックはたいてい100年も200年も前に作られた曲で、
それが今この時に聴いても全く古く感じないどころか、
新鮮で鮮やかで感動的です。

長く消えずに残ってきたものは、
やはりそれだけの価値があるなと思います。


今日は、他にチャイコフスキーの交響曲6番『悲愴』も聴きましたが、

こちらも4楽章のレクイエムに心掴まれました。

こういう言いたいことや想いが
いっぱい詰まった曲が好きです。

言葉にならない胸のうちを絞り出すように語る音楽は、
ある程度歳を重ねたほうが沁みるものがあります。



“音楽なんてなくても生きていける”


音楽に青春をかけ、
何より1番に生きてきた私は、
その考えに何度も涙し苦しみました。

事実、音楽なんてなくても
ご飯が食べられて、安心して眠れる場所があれば、
まずは生きていけます。

次に、信頼できる友達や家族がいて、
愛する人がいてくれたらいい。

そんな順に並べると、音楽なんてずっと下です。


でもやめられなかった。


20代の頃、離婚し親に泣かれてもピアノを続けると言い張り、
お金もなく居候生活をし、
テレビも冷蔵庫もない部屋で数年暮らし
栄養失調で何度か病院行きになりました。

それでも鍵盤を押すたび、
私はピアノが好きだと実感しました。

音楽にはそれだけの魅力があります。


今日も演奏を聴き、
音が体に染み込み、ビリビリ感じた時、

“あぁ、生まれてきてこの音楽に出会えてよかった!”

と思いました。


そんな風に思える音楽に出会えたことに感謝の嵐でした。

こんな音楽に出会えるなら、
生まれてきた価値があると思いました。


音楽は私に無限の幸せをくれます。


いい音楽は国や時代を超え、
普遍的に素晴らしいです。

聴くと、体の細胞全てが喜んでいるのがわかります。

そんな感覚、味わったことがありますか?!


『私』を超えた細胞や原子レベルで
喜びを感じるのです。


ポップスにもいい曲はたくさんありますが、
残念ながらそこまで感じるものはないです。


“生まれてきてよかった!”
“ここまで生きてきた価値がある”

と思えるほどの幸せを、
ぜひたくさんの人に
体中の細胞で感じてみてほしいなと思います。


CDではダメです。
生きた音楽をぜひ試しに1度聴いてみてほしいなと思います。


そんな幸せを感じるものが、
ある人には音楽で、
ある人には別の何かなのでしょう。

それを見つけらると、
人生いつでも感謝して生きられます。


みなさんのそれが、見つかりますように…



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Yuko Kitayama


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