☆小太郎漢方製薬さんの勉強会で「夏バテのパターンと治し方」をお話ししてきました
7月10日日曜の午後2時から、札幌市内で、
小太郎漢方製薬主催
「小太郎小グループ勉強会」
の講師を務めてまいりました!
2時間半の講義ですが、まずは恒例の、症例検討からスタートします。
1例目:
まつもとが、「こんな方がご相談に見えましたよ~」と、仮定のご相談者さまの訴えを参加のみなさんにお伝えします。
普通のご相談と同じように、ご相談者さまご本人が自らお話しくださる内容だけでは、判断するには足りません。
そこで、ご参加のみなさんに、必要な情報を質問していただきます。
1例目の仮想相談者「ゆうたさん」に成り代わり、まつもとがみなさんのインタビューに答えていきます。
そう、これが「問診(もんしん)」ですよね^^
問診がひと通り終わったら、
・この方は、五臓でいうとどこのトラブルで(病位)
・どんなジャンルの不調になってて(病名・症候名)
・どんな方向性のお手当をして(治法)
・具体的に選ぶ漢方処方(方剤)
……と進めていく、のが、理想ですが(^◇^;)
まだご参加の先生方にはこれはレベル高すぎですので、毎回「どこ(病位)」と「漢方処方名(方剤)」くらいまでチャレンジしていただくんですね。
で、「夏バテ」は要素が複雑で難しいので、1例目「ゆうたさん」については、「虚-実」「寒-熱」「お勧めする漢方処方」まで考えていただきました。
そして、2例目:
2例目「みかさん」は、ご相談中の方が、「暑さにより新たな不調を訴えた! どうする?」というケースです。
実際にあった症例をアレンジしたものなんですが、やっぱりこれも難しいので、こちらは「病位」を答えていただきました。
みなさんに考えていただいたあと、今回の内容「夏バテ」の仕組みとパターン、治し方と選ぶべき漢方処方についてご説明していきます。
ひと口に「夏バテ」といっても、
・暑さによる体力の消耗
と、
・湿気による身体のヘンなだるさ
という、全く別ジャンルの不調があります。
さらに厄介なのは、このふたつは、「単独で」現れることもあるし、「同時に」現れることもあるところ!
そうなんです。
「夏バテ」というと大したコトないように感じがちですが、ご相談をお受けしようとすると、かなりな中医レベルが必要になる、複雑疾患なんですよ~^^
そして、今回、まつもとは重大なミス!!
中でお話しした漢方薬ですが、ひとつ「別の処方名」を言っていたものがありました。
まつもとの頭の中では、完全にアレの名前を言ってたのよ~。
でも、口からは勝手に別の処方名を繰り返ししゃべってたことに、後で気づきました(;゜ロ゜)
これからご参加のみなさまにご連絡します。
ここ、間違えちゃ大変!
(でも、誰も突っ込まなかったな……)
小太郎漢方製薬さま主催「小太郎小グループ勉強会」ですが、次回は10月2日(日)予定です。
テーマはまだ決まってません。
小太郎さまとお取引おありになる北海道の先生は、「コレやって~~~!!」という疾患あったらお早めに小太郎さんへ。
もしかして、採用されるかもしれませんよ^^