理想的な動きを妨げる隠れた要因。  動かすのが怖い”キネシオフォビア” | スポーツ傷害スペシャリスト スポーツカイロプラクター Dr.Tomoのアクティブライフのススメ さらに一歩先へ

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アメリカ合衆国公認ドクターオブカイロプラクティック、スポーツ科学修士、認定スポーツ傷害カイロプラクティック医師が日々の臨床、アメリカでトップアスリートを治療した経験を元に皆様に健康的なアクティブライフを提案するブログ。

体は適切に動いてこそ理想的にパフォーマンスを発揮する事ができます。
その適切な動きを妨げてしまう要因は多々あります。
例えば筋の代償性、どこかの筋肉が弱くなったり、過剰に硬くなってしまっていたり、
例えばバランスの乱れやコーディネーションの乱れ。

また隠れた要因として”キネシオフォビア”というのがあります。
始めて耳にする方もいるのではないでしょうか??
キネシオというのは運動、フォビアというのは恐怖症とでも訳すのでしょうか

体が過去の障害、怪我で恐怖心を覚え特定の動きを無意識に行わないようになっている状態。
脳(大脳辺縁系)などで記憶として「この動きは痛い!」と体にストップをかけてしまうんです。
その為に無意識に特定の動きを避けてそれに伴って不自然な動きをして負担がかかってしまう。

怪我の後にリハビリをしっかりとされている方が少ない現状を感じています。
痛みがなくなって終了、骨がひっついたら終了、などなど運動機能が途中段階でリハビリを辞めてしまう方が非常に多いです。
また提供されない現状。。 特に捻挫の後!!!

普段の臨床でもお伝えするのですが、障害、怪我が起こった部位は一度その部位から脳に伝達する機能が「赤ちゃん」になった状態になってしまっています。それを適切に「こういう方向に動いて~ここまで伸びて~、こういう位置にあってー」などと教育(リハビリ、治療)して大人に育てていかなければなりません。


体も大切に育てましょう。
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K-MAP Chiropractic & Sports Therapy
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