「1X2」編で説明したことは割愛しますので、最初からお読みになりたい方は是非、永久保存版：スポーツブックでサッカーの試合に賭ける（基本編）「1X2」をチェックしてからこの記事をお読みください。
さて、この「アジアン･ハンデキャップ」という賭け方、簡単に説明するならば「1X2」の単純な勝敗予想をそれぞれのチームにハンデキャップを与えることでより一層予想を難しくさせ、試合結果が出るまでのドキドキを楽しんでもらおうという賭け方です。
そういった点では、多少なりともチームの実力などにも通じた、真のサッカーファン向けな賭け方であると言えるかもしれません。
余談ですが、「アジアン･ハンデキャップ」という名称について、詳しい歴史は分らなかったものの、元々アジアを発祥とする独自のハンデキャップのつけ方であることから、「アジアン･ハンデキャップ」という名称になっているようです。
さて、賭け方の解説です。
画像を見て頂ければ分るとおり、「アジアン･ハンデキャップ」にも2種類あるようですね。
ハンデキャップ数値はチーム名とオッズの間に記載されている数値（下の画像赤枠部分）です。
同じ賭け方でもハンデキャップの数値によって、オッズが異なるのがお分かり頂けますか？
さて、一言にハンデキャップといってもこの数値だけでは何に対しての？と思われている方も多いかと思われます。
そこで説明すると：
例えばここでは、ハンデキャップがそれぞれ「-0.50」、「+0.50」となっているのがお分かりいただけますか？
これは、「ゴール数」のハンデキャップを表しているのです。
すなわち、通常の「1X2」であれば、試合が0－0のドローで終わった場合、「X」に賭けていなければ賭けが不的中ということになり、賭け金が無くなりますよね？
ですが、この「アジアン･ハンデキャップ」ではハンデ分が加味されますので、0－0の無得点ドローであったとしても、勝つ方が決まるのです。
いまいちピンときていない方のために、さらに詳しく説明してみましょう。
例えば、上の画像の試合、サンダーランド（+0.50）に賭け、試合が0－0のドローで終わった場合、賭けの勝敗はどうなると思いますか？
アストン･ヴィラ 0－0（+0.50）＝0－0.5 サンダーランド となり、サンダーランドの勝利となることから、あなたの賭けは的中したことになり、ハンデの隣にあるオッズ（1.95）での払出が受けれるのです。
試合は異なりますが、もう一度、今度は1ゴール以上のハンデキャップがついている試合で説明してみましょう。
もしもあなたが上の画像の試合、エヴァートン勝利に賭け、試合が1－0のエヴァートン勝利に終わったとします。
この場合はどうなりますか？エヴァートン勝利に賭け、実際の試合結果もエヴァートンが1－0で勝利したから賭けは的中したのでしょうか？
答えは：ノーです！
なぜ？と思われた方、ハンデキャップの数字（エヴァートンは-1.25）に注目してください。
エヴァートン 1（-1.25）－0 ストークシティ＝エヴァートン -0.25－0 ストーク･シティと計算はなってしまうので、エヴァートンに賭けていた場合、あなたの賭けは外れたことになってしまうのです。
お分かりいただけましたか？
どうでしょう？簡単ではありませんか？
来年のワールドカップや、現在進行形で熾烈な優勝争いが続く欧州リーグなど、Jリーグが終わっても賭ける対象の試合には事欠くことのないこの時期、ブックメーカーで一発当てて年末パーッと使うのもありですよね！？
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次の記事ではオーバー･アンダーを解説します。
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