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ワールドカップランキングで上位へ

 スキージャンプのワールドカップランキングで、3位に竹内 択選手、昨日の試合の結果を受け葛西選手が5位に上がった。

現在のトップは、開幕戦をボイコットしたシュリーレンツァウワー グレゴール選手が298点で、2位につけているドイツのフレウンド選手とは42ポイント差。

また昨日まで2位に付けていた竹内選手とフレウンド選手は1ポイント差。

 4位に付けている好調のカミル ストフ選手と葛西選手の差は5ポイント。

現在11位に付けている伊東選手は10位のウィリンガ―選手に、わずか1ポイント差。

調子が上向きの伊東選手に比べ、ウィリンガ―選手はこのとこ不調。

日本チームは明日ドイツから帰国の途に着き、今週末のスイスの試合には参戦しない。

このことからランキングの変動があるが、日本チーム全体が好調であることには変わりはない。


 日本選手は21日より23日まで国内(大倉山ジャンプ競技場)で第4次ワールドカップ派遣選手選考の為の合宿を行う。


スキージャンプ第9戦で葛西、表彰台

 ノルディックスキージャンプの第9戦が、ドイツ ティティゼ―ノイシュタッドで行われ、日本のエース葛西選手が2010年以来の3位表題となった。

優勝は好調のカミル ストフ(POL)で、このところ復調の兆しがあるシモン アマンが1回目142.5m、2回目141.5m2位となった。

シモン アマンは1回目142mで優勝したストフと飛距離は同じだったが、飛型点などでマイナスとなり、5位発進。

しかし2回目、この回の最長となる141.5mを飛び、飛型点共に高得点を獲得、5位からの逆転表彰台となった。


 日本の葛西は1回目139.5mで飛型点共に申し分ない得点で2位発進となった。

しかし2回目137.5mと飛距離は伸びなかったが、テレマーク(着地姿勢)などをきちんと入れたことで、飛型点と1回目の合計点で3位となった。

葛西はこのところ好調で「手ごたえがある」と話しており、表彰台は開幕より見えていた。


 一方、復調が表れていたモルゲンシュテルン トーマス(AUT)は1回目141mを飛んだが、着地でテレマークを入れた瞬間に左足を取られ転倒。

その際に頭を強打し、脳震盪を起こした。一時は意識がなかったため、救急車ではなくヘリコプターでフライブルグの病院へ搬送されたが、意識が回復し、指の骨折、切り傷と打撲という軽傷で事なきを得た。

現在、意識ははっきりしており、問題はないとのこと。


 コーチは「五輪には間に合う。まずは怪我を治すことに集中させたい」と話した。



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 竹内 択6位、伊東7位、清水22位、渡瀬は2回目に進めなかった。

スキージャンプワールドカップ第8戦

 ドイツ ティティジ― ノイシュタッドで開催されているノルディックスキージャンプのワールドカップは、先ほど終了し、オーストリアのモルゲンシュテルン トーマス(AUT)が284.1ポイントで優勝した。

2位にポーランドのカミル ストック、3位スイスのシモン アマンが入った。


 モルゲンシュテルン選手の優勝は2012年1月6日ビショフスホーフェン以来。

「久しぶりの優勝でとても嬉しい。」と喜びをかみしめた。

優勝が決まった瞬間、シュリーレンツァウワー選手が駆け寄り、抱きしめて激励した。


 日本の葛西選手は2回目追い風に叩かれ、6位だった。

伊東選手が8位、竹内選手は11位だった。