アイドルカードを語ろう! 第2章「無情」の極 シャングリラ - | 呟きにしては長すぎるブログ

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Twitterの呟きにしては長すぎる事を綴りたくなった時にここに退避。遊戯王、ラブライブ、デュエマ、shadow era、シャドバなど様々。

さあ始まりましたアイドルカードを語ろうのコーナー第2章。どうもポフルです。

このコーナーは、とにかく私の好きなカードを好き勝手紹介するという、自分の趣味全開の記事で毎日更新のノルマを達成しやすくするためのコーナーです。

今までのコーナー振り返り



今回のカードはこちら!!!

「無情」の極 シャングリラ


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……いや普通に強いカードじゃねえか!!!!

とか言われそうですがまぁあれです。
好きだから仕方ない。

さて、ひとまずこの子の性能を。
11マナというとんでもコストに似合った強烈な効果が満載です。

1. T・ブレイカー
2.エターナルΩ(フィールドから離れる代わりに手札に戻るという置換効果)
3.ガーディアンから超無限進化Ω (フィールド、マナ、墓地から、進化元を好きなだけ重ねた上に進化する進化方法)
4. 攻撃時にメテオバーンで相手のクリーチャー1体をデッキに戻す効果
5.このクリーチャーがタップされている時、相手は攻撃できない。

今のところ、進化ゼニスのみがもつ超無限進化Ωにより、様々な場所から進化元を調達できるという反則じみた進化方法を持つため、ガーディアンをそれなりに採用したデッキであればもはや無条件スピードアタッカーのようなもの。そこから繰り出されるデッキバウンスという最高級の除去効果、そして何よりタップしている間相手クリーチャーをアタックできなくする効果、その全てが噛み合った効果になっており、ガーディアンの切り札に相応しいクリーチャーとなっております。

パワーも17000と、ここまでくるとパワーの大きさとか関係ねぇなってパワーになっており、エターナルΩとも相まって除去するのに苦労するクリーチャーとなっておりますね。
また、エターナルΩと超無限進化のシナジーも凄まじく、万一シャングリラが除去された時に、エターナルΩによって、
進化元ごと手札に戻る
という性質があり、倒したのに増えた手札でなんか変なことされたなんて状況もあり得る感じですね。墓地に行ったハヤブサマルを釣り上げて進化しながら、除去されたらハヤブサマルでまた防御して返しにまた進化。
何かがおかしい。

とはいえ、ゼニスであればそのくらいのことはして当然でしょう。ゼニスといえば他にも
・相手のカード4枚をシールドにしながら、T・ブレイカーでシールド焼却
・自分は5枚ドロー。相手は5枚ハンデス。
・相手の場を焼け野原にしつつ、コマンドとドラゴンを場に出せなくする。

といった、重いコストに相応しいトチ狂った一気に場をひっくり返す効果をもつクリーチャーが多いため、それらと比べればそこまでおかしい効果でもない気がしてきますね。それでも出された方はたまったもんじゃないですが。

さらに、この子に対応した専用のアタックチャンス呪文である、無情秘伝 LOVE&HATEなんていうものも存在します。

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9コストと重いですが、その効果は追加効果付きのインフェルノゲート。
しかも、シャングリラのアタック時にタダで唱えることができる。
やはり何かがおかしい。
進化元ですら出せるため、11マナと重いシャングリラ自身を、9マナで出すカードとしても扱うことが可能です。
他のゼニスは、召喚時に効果を発動するものばかりであるため、コスト踏み倒しで出すのには向かないのですが、シャングリラは例外。シャングリラに召喚時効果は無いため、LOVE&HATEで出しても、そのスペックを100%引き出すことが可能です。

そして、使い終わった後のLOVE&HATEは、墓地の守護者メガギョロンや、神託の守護者 ミント・シュバールなどの、豊富な墓地回収ガーディアンで再利用。
もう、種族間のシナジーがよくできてるなと思わせられる動きですね。
他のゼニスと比べた時のシャングリラの強みは、専用サポートの存在や種族サポートでしょう。ガーディアンといえば古参種族。層の厚さは他の種族にも負けません。


さて、そんなシャングリラ。私が好きな理由としては何点かありますが、まず第1の理由としては、

昔から光のクリーチャーが好きで、イニシエートほどでは無いにせよガーディアンを使うデッキをよく使っていた。そんなガーディアンがエピソード2のラスボスとなったという衝撃と、本格的にスポットが当たった嬉しさにより、引退していた当時でしたが「是非とも使いたい」と思った。

といったところですね。ここは特に語るまい。
で、もう一つ理由がありまして、

シャングリラの背景ストーリーがすごくグッと来る。

これですね。
シャングリラの背景ストーリーというより、ガーディアンの背景ストーリーですが。

不死鳥編。すなわち、光文明が自身の拠点を放棄し、地上で生きることを決意したところあたりから、ガーディアン達は「文明を問わずみんなを守りたい」「目の前の敵を排除したい」という思想を持っていた。二つの、平和を望む心でありながら、守るという事と攻撃する事という矛盾した思想に苦しむガーディアン達は、「考えなければ苦しむ必要はない」という結論に至った。その思いによって、「無情」の極が産まれる事となった。

そして、「無情」の極は、「世界を「無」にすることによって苦しみを無くす」という目的の元、世界を破壊するために動きだす。


という背景ストーリーがあります。
争いが無くなり、ある種のスポーツ感覚で戦いを楽しんでいたクリーチャー達がいつの間にか戦争のような事をし始めた時とか、侵略して来るオリジンの軍勢と戦ってる時とか、そんだけ戦い続けてたらそりゃ狂うわ相手も含めてみんなを守りたいと思いながら、ほの守る相手を排除しなくてはならないという苦しみに耐えながら戦っていたと考えると、ガーディアン達に対して愛着がわいてきませんか?
シャングリラ自体も、行動は狂っていたものの、目的は世界の平和。なんだか私はこのシャングリラを嫌いになれないなと思うんです。

……ま、最初にガーディアンが好きっていってる時点で、色眼鏡入ってる気はしますけどね!!


無色という、「無情」という名前にピッタリの文明。背景ストーリー。ガーディアンらしい性能。ラスボスにピッタリの重さ。進化方法。全てが私のアンテナに引っかかってて、デュエマのクリーチャーの中でも本当にお気に入りのクリーチャーですね。他にもお気に入りのクリーチャーはたくさんいますが。


以上、ポフルでした。次は何にしようか、たくさんの候補から考えております。