このコーナーでは、「強さ的にはそこまでの強さではないが、私がとにかく好きなカード」とか、「萌えるカード」とか、「かっけえ……なカード」をとにかく様々な角度から考察して紹介しまくるコーナーという名の、ぽふるんが日頃の疲れを癒すためにやや手抜きするコーナーでございます。
今回紹介するカードはこちら。
雪精 エリカッチュ
「時よ止まれ！ミラダンテ」にて収録されました、革命2によって能力を得るシールドトリガーサイクルですね。
この子の場合は他の文明担当と違い、シールドトリガー能力自体が革命能力となっております。
真面目な考察から入りましょう。
スノーフェアリーとしては唯一のシールドトリガークリーチャーであり、出た時の効果も制限こそあるもののマナ送り能力と、スノーフェアリーに不足しがちな除去能力を補ってくれるものとなっております。
革命2を発動させなくてはなりませんが、ルール改定によりシールドが残り5枚の時にT・ブレイカーを受けた時にも使えるようになりました。
また、シールド3枚の時にシールドをブレイクされても、シールドチェックの時点で既にシールドは2枚ということになるため、見た目ほどの不安定さはありません。
むしろ、マナ送り効果が革命能力でないため、コストが5とそこまで高くないことも相まって手打ちしやすいという利点が大きいです。
自然単色気味にデッキを組んだ場合に、革命の巨石と併用できるようになったと考えればなかなか良好。その場合、呪文であるエウル=ブッカが使いにくくなりますが。
目に見えた欠点もありますが、それはひとまず置いておきましょう。
このクリーチャーを語る上で外せない事。
かわいい
シンプルな話である。
スノーフェアリーという種族のクリーチャーは、人型のものが多い。
……が、人間らしい肌色や、表情、身体の形をしているのは少し珍しい。
そしてなにより、
ヘソ出し
いやんセクシー。
この魅力的なイラストのおかげで、自然文明の汎用シールドトリガーそっちのけでエリカッチュを採用する人もいるのではないでしょうか。
個人的には、太ももが見えていれば……とか思ってしまうわけですが、上から見下ろす感じのアングルの都合上仕方ないか。というかこれ以上のそういった要素はデュエマで詰め込むべきではないと思いますよ！？まぁそれやったらやったで嬉しいですけれど！！
ちょっと真面目な話に戻ります。
このエリカッチュが持つ「革命2」という能力。
この能力全般に言える事ですが、革命の条件を満たし、能力の発動に成功すれば、それはもう盛り上がるわけです。
みなさんにも覚えがないでしょうか。
積極的に殴っていたら、革命船長リーフにドローされてた。
あと一歩まで追い詰めたら、次のターンに革命0でドギラゴンが大暴れしてきた。
直接攻撃を賢者の紋章で止められ、そのままミラダンテの革命0を許してしまった。
その革命能力を、シールドチェックという、盛り上がる場面で使うことが可能なのである。その興奮は、革命0トリガーのごとく。
このエリカッチュというクリーチャーは、それなりに便利な能力と可愛さ、そしてドラマ性を秘めたものすごいカードなのである。
この子のおかげで勝利したという日は、興奮で眠れないことでしょう。
Tブレイクを受けた！！このシールドがトリガーじゃなければ私の負けだ……！頼む！！
きたぜ！！革命2！シールドトリガー！私の相棒！雪精 エリカッチュ！！
これで君のクリーチャーは……
あっ
(無言のマナ送り)
先延ばしにしていた欠点ですが、効果が強制である点、その効果範囲が自分にも及ぶ点、そしてなにより範囲が広いとは言えない点でしょうか。
つまり上のように、自身をマナに置くしかないという場面に出くわすことも少なくないです。相手によっては。
全くもう！ドジっ子だなぁ♡
総括
いやでも実際、中々便利なクリーチャーです。スノーフェアリーの種族デッキならば、進化先もそれなりに、そしてその進化クリーチャーや、ステージュラによっての回収など、便利なことが可能です。革命0トリガーの邪魔もしない。
その可愛らしさに惹かれたのであれば、是非とも使いこなしてみたいですね。
なお、ハラグロXの正式名称は、腹の色真っ黒ーバーX。
こうやって可愛くしていれば私たちプレイヤーに使ってもらえるかもしれないという考えがあるのかもしれない。勝手な妄想だ。ひでぇ。