ロスカットが苦痛に感じた時の考え方 | 株式投資の魅力を伝える! タケシゲのブログ

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日経平均や、注目の銘柄、投資家の言葉など、株式投資全般について幅広く独自の視点で捉えていきます。
※ブログの記事は、メルマガの再録となります。

こんにちは。

カブックス名古屋校講師の竹重です。

株式投資をスタートすると、

いろいろな悩みが出てくる場合があります。

その中でも、特によく相談されるのが、

「ロスカットが頻繁に起こってしまう」

というものです。


ロスカットは、必要と分かっていても、

自分のお金が減ってしまう点で、

気持ちの良いものではありません。


しかし、実はこの

「ロスカットが多い」ということこそが、

ロスカットを正しく行っている、という証明でもあるのです。


正しいロスカットとは、

「損小利大」を目標とした、

損失額が少ないロスカットのことをいいます。


ある生徒さんは、

初めて数か月ロスカットが続いてしまったが、

諦めずにルール通りに取引していたところ、

とある2つの銘柄が買った直後に急騰。

その2銘柄だけで二ヶ月分の損をカバーしたどころか、

一気にプラスになったとの報告を、

嬉しそうに行ってくれました。


勝ち数でいえば、たった2勝。

しかし、利益>損失を達成。

株式投資の理想的なトレードの一つです。


これを達成するためには、

日頃の損失を少なく抑え、

勝ちトレードにたどり着くまでに

口座の資金をキープしておかなければいけません。

そうすることで、たまに発生する大きなトレードで

損失を上回る利益を得ることができるのです。


そのためには、日ごろのロスカットを細かく行い、

負けトレードから素早く撤退しなければいけません。

これを徹底していると、ロスカットの回数は自然と多くなります。

しかし、一回限りのロスカットで、すべての資金を失うよりは、

数が多くなったとしても、損失を抑えることに集中することで、

トレードの成績は向上していくものです。


ロスカットが苦痛になったときは、

早めに大きな損となる可能性があったトレードから

撤退することができたのだと、

自分を褒めておげましょう!


最後までお読みいただきありがとうございました。