人生には、バイオリズムがあります。
春夏秋冬に従い、春に芽吹いたものは夏を謳歌した後、秋には実り、冬は枯れていく。全ては、そのバイオリズムのなかで生きています。
自分が種をまいたことは、やがて実になります。いいことも、有難くないことも。
有難くない実が実ってしまったとき、一刻も早くもいでは捨てたい、実がならなかったことにしたい、忘れたい。そう思うかもしれません。
そんなとき、有難くない実がなったとき、その実が教えてくれることから学ぶ。
その実が、なんのためにあるのか、なんのために、なったのか。どんな意味があるのか。
難しいかもしれませんが、その実に心から感謝できるようになるまで学び取ることができたら、その実はもうなることはないでしょう。
でもね、それができるまで、とても時間がかかるかもしれません。
高速処理で！というのは難しい。人間だから。心は機械ではないから。
だから、落ちてるときは、とことん落ちていていい。そこから、ちゃんと向き合えるようになるまで、その体力や気力がつくまで。感謝できるだけのエネルギーが湧いてくるまで。
心には、自然治癒能力があります。
時がたてば、自然に回復してくるものです。
だから、時間を置いてみることも大事なのです。
力がついたときに、向き合う。そして、学び取る。血を流しながら無理に動いたり決断することは無い。
いつか心の底から感謝の涙を流すことができるようになるために、今は落ちていてもいい。
しっかりと繭にこもっていてもいい。
そんな自分を許すことも大切かもしれません。
溜 香世子のコーチング
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