■不快な響きがするくせにけっこう登場する
協和音程と、不協和音程というものがあります。
協和音程はいわゆるハモる和音、不協和音程はハモらない和音です。
専門的な話になりますが、不協和音程は、根音+根音から短2度の音、根音から増4度の音、根音から長7度の音が同時に鳴ると不協和音程になると言われています。
根音を「ド」を例えにすると、「ド、ド♯、ファ♯、シ」が同時に鳴ると不協和音程になります。鍵盤や楽器が近くにある方は実際に弾いてみて下さい。とっても不快な響きがしますよ。
ところがこの定義は「暫定」です。「暫定」というのは、「とりあえず」という意味です。
なぜ「とりあえず」かというと、この不協和音程も、きれいにハモっていると感じる人がいるからです。
音楽は、短3度とか完全5度とか、テンポは120とか、♯がいくつ♭がいくつだとキーは何だとか、一小節を4拍に分けるのが4/4というように、数字や理論で説明がつく部分が多いので、他の芸術に比べてかなり数学的な芸術と言われています。
でも右脳的で感覚的な側面も持ち合わせているので、不協和音程の定義も、あくまで「暫定」なのです。それがきれいにハモっているという人がいる限りは、間違いなく確定!という「定義」は据え置けないのです。
さて、このハモらない不協和音程、不快な響きがするくせにけっこういろいろな所で使われています。
現代音楽や、ホラー映画やサスペンス/ミステリー系の映画、普通の映画やドラマでもハラハラシーンなどでもよく使われています。ジャズでももちろん使われているんですよ!
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