ごきげんようスピカです。
「カバラ・生命の樹」ってなに? 01の続きです。
ここからは、わたしが先日受講した伊泉龍一先生の「生命の木・ダイジェスト版講座」でメモした内容を元に、
「生命の樹」の概要をお伝えしたいと思っております
ちなみに、伊泉龍一先生の近影はこちらです。
「西洋占術・精神世界研究家」といってもあやしい感じではなく、
なかなかスタイリッシュな方です
先生の監修を受けているわけではないので、こちらはわたくしスピカの個人的メモとなります。
また、講義内容だけではなく、補足的にネットで調べた情報を挟むことがありますが、
主目的は「シンプルにわかりやすく魅力をお伝えする」、
コンセプトは「わたしレベルに世界史や宗教史の知識がない方でも取りこぼさない」
でいきたいと思いますので、
ちゃんとした知識のある方には当然「ざっくりしすぎだろ!」ってことになると思います。
ご了承の上、それでも疑問が残る方は、ぜひメッセいただけますと幸いです
ちなみに、いちおうわたくし、早稲田大学第一文学部というところを現役合格・卒業しているのですが、
当時の早稲田の文学部の入試って、社会科がなかったのですよ。
わたし社会科が苦手で、早稲田大学第一文学部以外全部落ちたのです。
世界史なんて全っ然なので、先日『学習漫画・世界の歴史』を図書館で借りてきたくらいです(笑)
では早速始めていきたいと思います
まずはじめに押さえておきたいことは、伊泉先生の講座で教えられたことではなく、ググって知ったことです。
タロット関連の本を読むと、よくこんな記述を目にします。
ヘブライ語のアルファベットは22文字
ヘブライ語で◯◯という意味のことば
あの……
ヘブライ語って何???
あまりに当たり前の常識のように書かれていますが、わたしは知識がありませんでした。
ので、以前Google先生に訊きました。
そしたらですね、
らしいです。
もっと正確に知りたい方は、Wikiってくださいませ。
で、「生命の樹」というものは、「カバラ」という思想が元になっているのですね。
「カバラ」ということばは、聞いたことがある方が多いと思います。
でも……
カバラって何???
って改めて訊かれるとわからない方がほとんどではないですかね。
こちらは、伊泉先生の講座のはじめに教えていただきました。
「カバラ」はヘブライ語、上に書いたようにユダヤ人のことばです。
意味は、「口伝」、つまり「口で伝え、教え授けること」です。
細かくいうと、伊泉先生は「口伝」とだけ仰っていました。
わたしが調べて「伝承」も入れてみました。
ですが、その「口伝」という意味の「カバラ」ということばが、
ユダヤ人→ユダヤ教の人々の間で、特別な意味を持って使われるようになってきます。
これは、
「携帯」ということばが、現代では「携帯電話」を指すことと似ているかも知れません。
なぜ、どういう意味で、
「特別な意味を持って使われるようになった」かというと、
ここでちょっと、宗教の話になります。
「ユダヤ教」「キリスト教」「イスラム教」という宗教ありますね。
その歴史を、ものすごく簡単に表現するとこういうことらしいです。
☆画像お借りしました。
キリスト教もイスラム教も、元はユダヤ教。
「旧約聖書/新約聖書」というのは、キリスト教的目線であって、
ユダヤ教にとっては、キリスト教でいうところの「旧約聖書」が唯一の「聖書」なのですね。
で、
「聖書」というのは、文書化されたものじゃないですか。
それとは別に、「口伝で残された教え」というものがあったらしいのです。
それを、ヘブライ語で「口伝」を表す「カバラ」と呼んだので、
「カバラ」というヘブライ語が
特別な意味を持って使われるようになった
↓
ユダヤ教で、聖書以外の「口伝で残された教え」のことを表すようになった
ということなのですね。
☆「ユダヤ教」「キリスト教」「イスラム教」についてもう少し知りたい方には、わたし的にはこのNAVERまとめがめっちゃわかりやすかったです。
続きは次回に
スピカ
続き↓
【「カバラ・生命の樹」ってなに? 03】聖書に書かれなかった教えってどんなもの?