佐野美術館 | spiオフィシャルブログ

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「蜻蛉切」が展示されてあるとのことだったので行って来ました。蜻蛉切さんのルーツを、呼吸を、インスピレーションを貰いに(^^)



源覚さんの絵もありました^_^
撮って良きものなのかわからず、写真は断念しちゃいました(^◇^;)





「名刀は語る」ということで、刀の作りを勉強しながら展示品を見ることが出来ました。



初めは、あれよあれよと展示品を見るうちに
出口まで来てしまい、

ありゃ 蜻蛉切を見に来たんだけどなあ、、すぐわかると思ったんだけども、、、と 完全迷子に。


とりあえず美術館をもう一周。


その存在の静けさに気がつけなかったのも 
無理はないなと、今は思います。





笹穂の槍身で、穂(刃長)1尺4寸(43.7センチ)、茎1尺8寸(55.6センチ)、最大幅3.7センチ、厚み1センチ、重さは498グラム、樋(刃中央の溝)に梵字と三鈷剣が彫られている。三河文珠派、藤原正真の作。wikiより


茎と穂を合わせて1メートルくらい。

「笹穂」とはまさにその通りで、笹の葉くらいの大きさ。

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下の棒みたいなの(柄)は無く、蜻蛉切の茎から穂までが展示されていました。









「一旦離れよう」





そう思いました。

見た瞬間、息を飲んだのを覚えています。


しばらく心を奪われ、感動していました。


一度冷静になろうとその場から離れました。


このままじゃ役作りに必要な情報収集が出来ないわい笑笑 



自分がこの刃を持ったこの槍を演じるのだ という高ぶりも相まったのは確かですが、それだけじゃない感動と動揺がすごかった。
これが 三名槍の一つ蜻蛉切か。と。






気を取り直し

出来る限り目に見えるもの感じ取るものを分析して、役作りに役立てようと、もう一度蜻蛉切の前へ。



あひゃー
やっぱり凄っげーなー



物理的に本当に思ったよりも小さい。なのに放たれる存在感が物凄く大きい。


見えてるものと感じるものにギャップがありすぎて、それを擦り合わせてるうちに、しばらく眺めてしまう。

大胆さってよりは物静かで、だからといって張り詰めた空気が流れてるわけでもない。
自然界に当たり前に存在してそうな、葉のような。


でも、あれを振り回したら、身体の一部は完全に持ってかれるだろうし、刺したら確実に貫くだろうっていう説得力がある。合理的な形をしてる。まさに機能美。






くぅーーーー





かっこいいす。




目に焼き付けるように凝視しました。
頭の中に写真のように残してきました。











今思い返しても

「すげーもんみたな」

ってなります。



がっつりインスパイアされました。
確実に、材料は持ち帰ってます。(^^)v 
佐野美術館さん、
貴重な体験をありがとうございました^ ^






役作りは始まったばかり。

今は源覚さんにロックオンしてます(^^)
シシシ(^皿^)











TMOロスをぐっとこらえて、次へ進みます(^^)






また更新します。では^ - ^