事務が事務の機能を果たさない
学生から、今年度の履修について相談を受けた。
それは、ある科目を履修するための要件として、別の科目の単位の修得を前提としていることについてだった。ちょっと前、たまたま教務委員をやっていた関係もあって、聞かれた内容は難なく答えられた、はずだった。
でも、学生が言うには、事務で聞いてきたら、そうではないというのである。そんな制限はなく、履修できると言っていた、と言うのである。
オイオイ、頼むよ。仕方ないので、きちんとわかっている(と、自分が認識している)人にこちらも再確認を入れると、自分が答えたのと同じ答が返ってきた。だから、あわせて、誰だかわからないが、間違ったことを学生に伝えている人がいるので、徹底しておいて欲しい旨を伝えた。
この履修関係のトラブルは、おそらくどこの大学でも色々とあるんだろうと思う。で、年々、改善されていけばまだ良いのだろうけれど、本務校ではどうも年々増えていると言う感じがする。学生の苦情の中でも、学生の相談事項に対する回答が、回答者によって違っていたり、散々たらい回しにされたあげく、何時間も待たされて、今日は担当者がいないのでわからないうという、とんでもない扱いをされることに対する不満が多い。
これって、ほとんど某役所の対応みたい。自分だって頭に来るな、これじゃあ。まあ、若いころ(って何時?)似たような対応に頭に来て、市役所で職員に怒鳴ったこともあるなあ(若気の至り)。