緊張するときに準備していたこと | (社)あがり症克服協会 東海・関西・九州の講師ブログ

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あがり症克服協会認定講師のKobaです。
NHKカルチャー名古屋教室で「あがり症・話ベタさんのスピーチ塾」を行いました。

あがり症を克服する6回のカルチャー教室の第一回目です。
どんな教室か分からないと不安な方のために1回だけの体験コースもあります。

今日も、消毒アルコールやテーブルを拭くペーパーが用意され演台には透明なパネルが設置され対策がされていました。

どんな時に緊張するのか

「人前で緊張する」と言っても実際にどんな時に緊張するのかは人により様々です。
教師の方は生徒の前であがることは無いそうですが、保護者の方や同僚・上司の前では緊張することも多いと聞きます。
話をする相手によって緊張の度合いが変わるということでしょうか。

もう一つは話す内容です。

話す内容に自信がなく不安を持ったまま話し始めた時、聞いている人の表情が気になります。最前列の人が腕組みをしながら首を傾げたりすると不安に駆られ、急に緊張してくることもあります。
内容に自信が持てず緊張するケースですね。


三つめは、内容を充分覚えておらず最後まで話し切れるかどうか不安になっていて緊張する場合があります。お守りのように準備した原稿を手に持っておこうか、それともポケットい入れておこうかと迷うような場合がこれに当たります。

傾聴してくれる相手に話そう
会社などでは最前列に不機嫌そうに腕を組んだ男性が並ぶことも多いでしょう。この人たちに話しかけ、首を傾げられたりするとスタートで心が折れます。


出来れば、最前列でなくても後ろの方や真ん中あたりに頷きながら聞いてくれる人を探してその人たちに話しかけましょう。一人5秒程度顔を見つめながら話します。右後ろの人に話しかけたら、そのあとは左中央当たりの頷いてくれる人に話しかけます。

ドキドキも収まって余裕が出てくれば最前列の方に話しかけてもいいでしょう。
自分の言葉で話すとあがりにくい
内容に自信がない場合というのは、自分以外の誰かが用意した資料を説明する場合や、立派な原稿を準備しようとして、何かの本を書き写したり、ネットの資料をコピペした場合に起きることがあります。


こういう時は、使う言葉や話す順序が普段の自分とは違うので、よく噛みます(笑)
自分の言葉ではないので次の言葉を忘れて頭が真っ白になることもあります。(笑)
どうするか。出来れば用意した原稿を声を出して読み、言いにくいところは全部自分の言葉に変えてください。それだけでかむ確率が減ります。頭が真っ白になる確率も減ります。

あがらないために話す順序を覚えよう
ある程度人前で話すことに慣れてくると、一つのテーマを話しているときは原稿がなくても話せるようになってきます。
怖いのは次の話に移る時、テーマを忘れて絶句する。頭が真っ白になることです。この時に用意した原稿を取り出すと、どこまで話したかを確認するのに手間取り、焦ります。


防止策として私が用意していたのは、話すテーマと出だしの言葉を大きなフォントで印字したカンペです。これを手元において確認をしながら話していました。
出来れば話す順序は頭に入れて、話しながら次のテーマを思い出せるとよりスマートです。
あがり克服は人により、立場により色々なステップが必要になることがあります。
克服を目指す仲間の居る教室で一緒に頑張りましょう。