こばです。
もうすぐ3月4月。きょうは「贈ることば、迎えることば」を話していただきました。
Sさんは3月いっぱいで退職する同僚のYさんに贈ることばを考えました。
語りかけるような口調で、Yさんの特技や一緒に行ったナゴヤドームの思い出。
そして、奥さんの幸せを優先して暮らしの場所を変えることを決断したいきさつなどが語られます。
Sさんのやさしさがにじみ出るようなスピーチでした。
Tさんは、社会人になる姪にことばを贈ります。
生まれた時から見てきた叔母の立場で優しく、厳しい言葉が語られます。ベテ生ならではの展開のうまさがひかりました。
体験で今日一日参加してくれたKさんは浜松に転勤していく同僚にことばを贈りました。
授業のはじめに聞いた「腹式呼吸」を笑いのネタにして面白おかしくスピーチされました。
とっても、教室で初めてのスピーチとは思えませんでした。
会社を経営していたお父さんを亡くされ、急きょ代表を務めることになったTさんは、
お父さんがなくなった後、会社を支えてくれた専務に贈ることば。
ジョークを交えた余裕のスピーチでこの数か月の体験で大きく成長されたことを印象付けました。
社員として入社される方に、社会人としての自覚を促すとともに、
その方にむけた期待を語り、聞いている人の背筋がピンと伸びるような話をしてくれたのはKさん。
きっと優しくてきんびしい上司なのでしょうね。
3月、4月。
別れと出会いの季節でもあります。
言葉を磨いてあなたの思いを伝えましょう。