Bristol | 大ぼら一代番外地

Bristol

投宿せし部屋とは、アメリカのモーテル宜しくキングサイズWベッド1脚のみにて2名宿泊とされれば、居候投宿タケヤリ君が、早々にベッドにて轟沈せし故、NANI君と私は、床にて雑魚寝に興ぜり。Wi-Fiもあらざる元学生寮を改装せしと思しき安宿なれど、湯船設置されれば、せめてのんびり湯船に浸からんとせり。明け方なれば冷え込み始め、然れば湯船にて湯を張りつつ待たんと、蛇口開放せし儘、湯船に身を鎮めるや不覚にも転寝、目覚めればバスルームは半ば床上浸水状態にして、不幸にも床に排水口あらざれば、タオル絞りつつの排水作業強いられれど、迅速な対応にて早急な現状復帰果たせり。ふとドアをノックする者ありて、厳しきセキュリティー2名が、階下にて漏水被害報告ありとの事、然れどこちとら疾うに現状復帰後なれば、先達ての惨事一切発覚せじ。

その後、NANI君が湯船に浸かりし際も、再び漏水被害報告ありとセキュリティー来訪、強権発動を以て、NANI君が全裸にて湯船に浸かる姿を目視確認されれば、再び事なきを得じ。他の部屋にも同様の旨にてセキュリティー訪問ありければ、そもそも排水システムそのものに問題ありしか。然れどJunko曰く「あいつらはバンドを嫌ってるので、何かと口実作っては部屋を調べに来るんだ、例えばドラッグ等を探そうとね。」成る程斯様な事情も重なりしか。

何はともあれ、海外旅行に於ける日本人観光客の斯様な漏水事件多くして、時には箆棒な賠償金請求食らう事例もあれば、重々気を付けるべし。下はイメージ画像なれば、悪しからず。

 

 

朝焼け眺むるや、U.F.O.かと思しきは、勿論室内灯の写り込みなり。

 

 

昨日、生ハバネロ購入すれば、

 

 

レタス、玉葱を刻み合わせしに、ハバネロも刻み入れん。迂闊に触れれば大惨事引き起こすと知れば、取り扱い厳重注意とは云わずもがな。

 

 

粉末出汁、粉末トマトスープ投下、小袋ポテチ「Thai Sweet Chilli」味なるを粉砕投下、更にマヨネーズ施すや、

 

 

昨日のFried Cod残党召喚しON! こちらへもマヨネーズ施せば、昨日のブログ記事に於いては「タイ風鱈クランチサラダ」と命名すれど矢張り「フィッシュ&サラダ」と宣うべきか、斯くしていざ食らえば、これは大いに美味なり。惜しむらくはトマトの備蓄尽き、投入叶わざりし事か。

 

 

いざBristolへ向け出発。道すがらガソリンスタンドに併設されし食料品店にて、レタス、トマト、玉葱等購入食材補充せり。

車中にて昼食とせんとすれば、レタス、玉葱、トマトを調理鋏にて刻み、粉末出汁、粉末トマトスープ投下、更にハバネロも刻み入れ、マヨネーズ施せば、先程購入せしスコッチエッグと、日本より持参せしとんかつソース召喚、

 

 

野菜群攪拌し、スコッチエッグぶち込むや粉砕、とんかつソース垂らせば、これにて「スコッチエッグサラダ」完成、いざ食らえばとんかつソースの味わいに感動、然れば美味とは云わずもがな。

 

 

Bristol市内へ突入するや、地球外生命体の宇宙船へのランドマークたるべき幾つかを目撃確認せり。斯くして然り気無く日常的風景の中にも、実は地球外生命体の入植計画を示す証拠少なからず、然れど誰もが、果たして何の為に存在するやと気にもさせぬ点こそ、最も彼奴等が細心留意されるものと知れ。

 

 

 

今宵の会場Exchangeへ到着せり。

 

 

サウンドチェックも早々に済ませれば、スタッフより御推薦頂きしアジア料理屋「Chilli daddy」なるへ、晩飯贖うべくいざ出動せり。

彼方に佇む建造物こそ、現在の地球外生命体入植対策防衛センター大英帝国支部なり。

 

 

 

夕陽に映し出される古城之圖。この古城眺むるNANI君曰く「マリオに出てきそう…」成る程と頷きつつも、ジェネレーションギャップを感じざるを得じ。

 

 

路地裏階段、いとをかし。

 

 

木製モーターボート、いとをかし。

 

 

横暴の極み左手に負かされる良心の右手を描かれしドアの取手、いとをかし。

 

 

何故にモカの落書き、いとをかし。

 

 

四川料理屋「Chilli Daddy」到着せり。

 

 

この方が創業者なりけり。

 

 

表の看板には「Bristolに於いて最も辛い料理を供される店」と紹介されし。

 

 

「口水牛套(Mouth-watering Beef Rice Meal)」辛さトッピング最激辛を所望せり。スープ(温)+もやし+主菜(冷)+ごはんなるセットにして、花椒、唐辛子、ピーナッツ等が仕込まれし冷たき汁に浸かる牛肉、所謂本格四川料理の味わいなれど、如何せん全く刺激も痺れも感ぜられねば些か残念至極。具たる牛肉食せども汁が余れば、半分残りしごはんにぶっ掛け夜食とせん。

 

 

今宵のマダム・ミツコ☆タバタ社長之圖。

 

 

一昨日までメインギター務められしは、今や隠居と化せば、Shopzoneにて販売するや、瞬殺にて御買い上げ頂きし次第、どうも有り難う御座います。

 

 

此処までBlack Sabbathカヴァー「Wizard」をセットメニューに入れれど、ショートセットに於いては東君のハープソロを割愛、今宵は90分のフルセットを予定すれば、存分に吹いて頂きたし。

 

 

斯くして90分フルセットを展開、今宵もミツコ☆タバタ様降臨に、会場はやんやの盛り上がり、最後はミツコ様とのギターバトルも披露、大団円にて幕。

ライヴ写真ネット上にて拾遺叶えば、此処に無断借用転載させて頂く次第。悪しからず。

 

 

 

 

 

 

Parallax Records主宰されるAnthonyも顔出して下されば、記念撮影せし1枚。

 

 

過ぐる5月、光宙☆魔呼斗欧州行脚に於いてドライバー務めてくださりし仏女性バイオリニストAgathaちゃんが、今宵の会場内バーにてバーテン務められにければ、再会を祝し界隈のバーへ繰り出せり。

 

 

バーへの道すがら発見せし兎ビーサン、いとをかし。

 

 

投宿先ホテルへ帰還すれば、ベッド上に謎のオブジェ発見せり。

 

 

能く能く見ればバスタオル2組にして、果たして何故に斯様なプレゼンテーション施されしか。均か稀代の造形作家なんぞがアルバイトされれば、斯様な場所にさえ作品発表の機会伺うものならんや。

 

 

晩飯残党たる四川風タレぶっ掛けらえしごはんを召喚、刻みしレタスと玉葱を混ぜ合わせ、ハバネロも刻み投下、然ればリサイクルクッキング「四川風レタス炒飯擬き」完成せり。いざ食らえば、そもそも味濃厚なれど、レタスと玉葱にて随分緩和されれば、花椒風味芳しくして大いに美味。

 

 

NANI君も夜食調理中之圖。今宵は廊下まで大蒜臭漂う程に、大蒜刻まれ、醤油や晩飯のタレと合わせ「大蒜醤油ダレ」自作されし次第。私も日本より携行せしハバネロソース費えれば、そろそろ「ハバネロオイル」拵えんとす。

 

 

斯くしてBristolの夜は更け行きし。

 

NANI君のブログに於いてもツアー日記投稿されれば、御併読頂きたし。