「グルグル祭り 2013 Japan Tour」(後篇) | 大ぼら一代番外地

「グルグル祭り 2013 Japan Tour」(後篇)

昼前に石原君と岡田君が迎えに来て下されば、前回訪れども残念乍ら休業日たりしガラクタ屋「フロンティア」へ再突撃せり。今回は幸いにも営業中なり。

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いやはや店内は、まさしくカオス。

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これどないせい云うねん。然れどこのサルガッソーより、掘り出し物探し出すべし。

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津山さんは、昭和30年代~40年代の相撲雑誌を大量発掘、根刮ぎ購入されし男っぷり。

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結局私はレコード数枚、80年代エロ劇画単行本数冊、ハヤカワ文庫SF数冊、川上宗薫の官能小説単行本1冊、昭和天皇肖像写真3枚等、発掘購入せり。
これにて津山さんと吉田氏は、在来線にて神戸へ向かわれれど、私は天満屋にて開催中なる「ベルサイユのばら展」へ。

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この「ベルサイユのばら展」以前大阪にて開催されし折も訪れれど、今回岡山にて巡り会いしもまた縁なればこそ。

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マリー・アントワネットの顔ハメパネルにて記念撮影すれば、何と私の前に撮影されし20代女性が、この様を眺め大爆笑されし挙げ句「写真撮ってもいいですか?」そこまで喜んで頂ければ顔ハメ冥利に尽きんと快諾、さて彼女が撮影されし1枚、今頃友人間にて、笑いのネタなんぞにされしとは、概ね間違いなからん。

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魅惑のベルばらワールドを存分に堪能、ギフトショップコーナーにて些か散財、これにて私も神戸へ向かわんと岡山駅へ。此処まで御付き合い下さりし石原君と岡田君には大いに感謝、どうも有り難う。
こだまにて西明石まで赴き、在来線に乗り継ぎ神戸は元町へ至らんと目論めど、次のこだま発車まで30分弱も時間余せば、本日は未だ飯も食らう間もあらざりて、この隙に飯でも食らわんと、新幹線駅構内のカフェレストランへ赴き、岡山名物「デミカツ丼」なるを所望せり。凡そ昨今のB級グルメブームに於いて誕生せし代物かと思えば、その歴史は何と昭和6年にまで遡りにけり。ごはんの上に、千切りキャベツと豚カツをON! デミグラスソースが施されし塩梅なれど、盛り付けられし器が丼にあらねば、些か加古川名物「カツめし」なんぞ想起されれど、これも斯くなるカフェレストランなればこそか。ごだま乗車時刻も迫れば、慌てて掻き込めど、デミグラスソースのパンチ不足否めずして、そもそも激辛党党員なれば尚更か。カツめしの如くビフカツなれば、デミグラスソースとの相性の良さも当然かと思われれど、豚カツとの相性は何とも微妙、矢張りトンカツソースや名古屋の味噌だれ、若しくはカレールーの如く、味が濃厚なればこそ相性も良からんと思うばかり。
然れど同じく岡山駅にて「デミカツ丼」食されにけり吉田氏は、同じ駅構内なれどラーメン屋にて食されにければ、大いに美味たりしとの事。何でもラーメンスープの出汁を、デミグラスソースに応用し得ればこそ、ラーメン店にて提供さるる事も珍しくなかりけりと知れば、成る程、流石は美食家たる吉田氏、御見事なる店選択ぶりなり。

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こだまと在来線を乗り継ぎ、約2時間を要し神戸は元町駅に到着、いざ今宵の会場たるHelluva Loungeへ。手早くサウンドチェックを済ませ、津山さんと吉田氏共々、界隈の居酒屋「樽八」へ繰り出し、軽く前打ち上げに興じん。美酒美食を大いに堪能すれば、毎度の事乍ら、またしても写真撮影なんぞ忘れし有様、悪しからず。

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下のライヴ写真は赤天。

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今宵「グルグル祭り 2013」@Helluva Loungeへ御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

斯くして御楽しみ打ち上げは、御馴染み「ふわとろ本舗」へ。先ずは乾杯。

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先日帝都にて開催されし「Space Disco Night Tokyo」にて、大活躍されしChangchang、御蔭様にて今や「サイケ貴公子」が彼の異名と相成れり。

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絶品たる「明石だこの半殺し」と「ほくほくポテトベーコンのチーズ焼き~たっぷり明太子ソース~」を所望、大いに美味とは云わずもがな。

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「ふわとろ焼」「ネギ焼」これまた大いに美味なり。

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気付けばダブル木村君。

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oopnumの御二人。

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Changchang、友里ちゃん、名古屋より遠征されしカイ☆マキ嬢、

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而して噂をすれば影…どころか圴かの武鑓隼太御本人登場!ええっ!何で?明日は難波Bears昼の部に出演なればこそとは伺えど、何と衝撃的な登場たりしかな。

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その武鑓君、4月より名古屋へ転勤なりければ、これにて全ての元凶なりける帝都ともおさらば、然ればこそ大いに幸せとの事。いざ名古屋にて迎え撃たんとは、名古屋在住カイ☆マキ嬢なり。

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ふわとろ本舗も閉店時刻と相成れば、Helluva Loungeへ立ち戻り、いざ2次会へ突入せん。木村君より2次会アテ資金5000円拝領するや、いざコンビニへ買い出しに出撃、

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御買い上げ金額4973円也とは御見事。

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斯くして地獄の2次会へ突入、

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大いに飲めや食らえや大騒ぎ、然れど私も遂には轟沈せり。

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翌朝、幸い日曜日なれば通勤ラッシュもあらざりて、未だトワロードにも人影なし。

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流石に若人達は、大いに元気なれど、

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helluva Lounge木村君は、本日Bears昼の部に出演される武鑓君と、いざ今から飲みに行かんと宣われ、斯くも御機嫌ぶり、片や武鑓君は白目剥きて遊体離脱状態へ。

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斯くして一旦大阪アジトへ帰還せり。然れど先程乗車せし新快速車内網棚に、愚かしくもギターとMacbook Proを忘れしに気付けば、大慌てにて忘れ物センターへ電話、ギターは兎も角も、MacBook Pro失われれば、今後の仕事一切儘ならぬも当然、結局終点野洲駅にて無事確保されしと連絡受ければ、大いに安堵せり。
忘れ物確保の報を受ければ暫し仮眠、さていざ彦根へ出撃せんとす。何せ連日連夜の飲み倒れに、流石の我がアイアン・ストマックも疲弊気味か、然れば新大阪駅構内立ち食いうどん屋「浪花そば」へ。時折利用させて頂く立ち食いうどん屋にして、本日は「生姜かき揚げうどん」を所望、390円也。入口にておばちゃんに注文、代金支払い終えるや振り返れば、既にカウンター上にはうどんが出されし様にして、注文より僅か20秒も要さぬこの超高速ぶり、僅かな電車の待ち時間に立ち寄る駅構内立ち食いうどんとは、全く以て斯くあるべき。うどんつゆは関西風、所謂鰹昆布出汁にして、そもそも私は鰹出汁を余り好まねども、稀に食らえばこれもまた美味かと堪能、特にうどんつゆに関し、極薄嗜好の私なれば、これでさえ些か濃くも感ぜられれど、薄めねばならぬ程にあらずして、況して関東よりの来客も多からんと思えば、せめてこの程度の味の濃さは必要か。紅生姜掻き揚げ大いに美味、うどんも大阪風だるだるなれば、これぞうどんの醍醐味、やっぱり大阪のうどんが好きやな。

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ふと御品書パネルを見れば、何と「タコ焼きうどん・そば」なるを発見、これは概ね観光客のウケ狙いか、然れど練り物の類いと然程変わらぬかとも思えば、これもまた「あり」か。然れど格別食指も伸びぬ心持ちなり。

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野洲駅にて、今朝網棚に忘れしギターと、ギターケースのポケットに収納せしMacBook Proを無事回収、而して彦根へ。今宵は「グルグル祭り 2013」彦根公演@カフェ朴、本ツアー千秋楽なり。
会場たるほっこりカフェ朴に無事到着。未だサウンドチェックまで時間余せば、現在50%オフセール中なる初恋レコードへ出撃とは云わずもがな。

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初恋レコード店内は、レコード女子達にて賑わう次第。然ればこちらも負けじと、レコード発掘に励とまんとす。

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結局あれこれ抜き捲り、気付けば箱買い…アホです。

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カフェ朴の看板、よくよく見ればひこにゃんの姿も確認せり。

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サウンドチェックも早々に済ませれば、カフェ朴本日のスペシャルメニューたらん「オムライス」を所望、オムライスにあっさり目のデミグラスソースと思しきと、葱た蓮根チップスが施されし一品、何とも上品なる味わいにて大いに美味なり。

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4名打ち揃いて記念撮影せり。

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いよいよ千秋楽を迎えれば、

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下の写真はAcid Mothers Temple SWRの十八番「脱力」の圖。

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斯くして「グルグル祭り 2013 Japan Tour」も全日程無事終了。
今宵「グルグル祭り 2013」@ほっこりカフェ朴に御運び下さりし皆様、どうも有り難う御座いました。

終演後、関係者各位及び友人知人揃いて記念撮影。

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酒遊館の西村さんが、御自慢の名酒を差し入れて下されば、ドイツ人なれどビールを好まず日本酒を好まれるマニさん、大いに御満悦なり。

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更に西村さん、本日が誕生日なりければ、誕生日ケーキも登場、然れば皆して御祝いせり。

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打ち上げは駅前某チェーン居酒屋にて、マニさんが掲げられるは、圴かクリームコーヒーなるや。

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箸置きにて遊ばれしマニさん。

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私もマニさんに倣い、宇宙人なんぞと宣いし。

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有志にて挑みし2次会とは「ラーメン三幸」ラーメン屋なれど、早朝まで営業されし上、一品メニューもあれば、成る程2次会には打ってつけか。

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アテに餃子を頂けば、大いに美味なり。

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更には酩酊の勢いにて「カレーラーメン」を所望、これが堪らなく美味なり。

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そもそもラーメンを好まぬ私なれど、是即ちラーメンを食すや、30分以内に猛烈な下痢に襲われるを常とすればこそ、然れどこのカレーラーメンは下痢を誘発せねば、矢張りラーメンのスープに問題あらんや。結局ぺろり完食、食習慣改善なんぞ何処へ。
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結局カレーラーメン完食を以て睡魔襲来、敢え無く轟沈すれど、彦根の夜は更け行きし。

定宿たる「とばや旅館」に投宿すれば、午前10時起床せり。

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私が朝飯を求め食堂へ赴けば、毎度毎度私が最後のひとりにして、女将さんには何とも申し訳なし。焼き魚+辛子明太子+揚げと菜っ葉の炊いたん+蓮根擂り身揚げ+ハム&サラダ+味付け海苔+漬け物+蜆汁+ごはん、大いに美味にて満腹満足、御馳走様でした。

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7月にアメリカの宗教ノイズユニットClang Quartetの来日ツアーを予定しておれば、主催者野本さんの案内にて、彦根公演会場候補地の下見に赴かん。然れば道すがら、斯様な案内を発見せり。「地域『彦(げん)』が使える店」地域通貨って何ですねん?況して「彦(げん)」とはまたベタな名称か。札のデザインがひこにゃんなれば、名称も「ひこにゃん」たるべきやと思う次第「これなんぼですか?」「500ひこにゃんになります」悪しからず。

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彦根名物ダンボールアート(その出会いの件はこちら、更にはこちらこちらこちらを参照)による銀座商店街のゆるキャラえびす君に遭遇(えびす君との出会いの件はこちらを参照)勿論賽銭箱もダンボールアートなり。

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会場候補地の下見も終えれば、道すがら井伊家の赤備えを纏いしひこにゃん発見、こちらも勿論ダンボールアートなり。

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野本さんと「コメダ珈琲店」へ。懐かしの「シロノワール」頬張れば、大いに美味なり。常々飲み会の帰りに立ち寄りては、一気食いせしも今は昔。

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これにて「グルグル祭り 2013」ツアー日記も幕。