"Stimul Festival" Archa Theatre @ Prague
午前7時半起床。流石に昨夜はあれこれの挙げ句V.S.O.P.すら飲み倒せば、未だ些か酒が残る有様。私は酒を飲めども用を足す回数不変にして、居酒屋にてトイレへ立たぬ事も稀ならねば、ここの家に於いても、今初めてトイレを訪れる次第にして、そのハワイアンな装飾に心奪われるばかり。「憧れのハワイ」なんぞとは今は昔なれど、世界狭しと巡業すれども、未だハワイを訪れし試しなければ、知人友人が彼の地に居を構えらておられる経緯もあり、一度は是非とも訪れたし。
大いに空腹なれども、未だ家人及びみつるちゃんと東君も爆睡中なれば、物音立てて起こさぬよう、先日購入せしアジア系スープ缶「Thai-Suppe」を召還、器へ移し電子レンジにて加熱、然れど具材盛り沢山たるその装丁に見られるが如きにあらずして、ずるずるずると飲み干せば、味的には問題無けれど、結局約3秒にて完食ならぬ完飲せり。
Fredが起きて来れば、朝飯なんぞ用意して下さり、斯くしてチーズやらサラミ（このサラミが、粗挽き胡椒施されし代物にして、至極美味たりし）やら、
更にスクランブルエッグやらソーセージ（このソーセージもハーブ芳しく甚く美味たりし）やら、トーストやら高級粒々入りオレンジジュースやらと、昨朝のコンチネンタル・ブレックファーストに欠落せし代物も含まれしラインナップ、いやはや有り難き限りにして、ホテルの朝飯に辟易すれば、斯くなる御持て成し大いに感謝感激するばかり。
壁に貼られし虎のタペストリーを前に、久々の再会を祝し記念撮影。今回の再会に至るまでに10余年を要せども、今後はせめて毎年会いたきものと、互いに誓い合いし次第。思い返せば、海外ツアー生活も既に16年目、随分御無沙汰と相成りし御仁も多くして、また何れ何処ぞにて再会し得れば、さぞ懐かしく嬉しからんなんぞと、ふと思う次第。
さてチャビが迎えに来れば、再び全員集結、サビは昨夜を以てBarcelonaへ帰還されれば、本日より総勢6名たる我々一同、愈々今回の欧州ツアー「Acid Mothers Temple & The melting Paraiso U.F.O. Last Tour in UK & Europe 2012」折り返し地点を通過、いざ後半戦へ突入せん。斯くして本日は、チェコ共和国はPragueへ。
道中弁当を拵えておらねば、先日購入せしセロリなんぞ齧らんとするや、津山さんが海苔を御裾分け下さり、此処は先日の津山さん作「真のかっぱ巻」に倣い「真のセロリ巻」を拵え、
いざ男らしく豪快に食らわん。意外や意外、セロリと海苔の相性満更にあらねば、これは美味にして、思わず目から鱗落ちし。
国境を越え、Pragueまで100km弱辺りのドライヴインに立ち寄れば、チェコの通貨コロナ所持せずとも、ユーロにて支払い可能とはナイス過ぎますねとばかり、所謂カツサンドか「シュニッツェルサンド」を所望、東君が携行するトンカツソースをぶっ掛け食らえば、嗚呼、これは大いに美味かな。此処のシュニッツェルそのものは、実は然して美味ならぬ有様なれど、トンカツソースが美味過ぎれば、一切問題なし。偉大なるは日本のウスターソース文化かな。
今宵の会場Archa Theatreに到着、今宵は「Stimul Festival」なるフェスに出演、AMT御一同様の楽屋はこちらで御座います。
ケータリングとして用意下さりしサンドウィッチ、然れど先程シュニッツェルサンド食らえば、食指伸びぬも当然か。
サウンドチェックせんとステージへ赴けば、何やら巨大風船が設営され、これ邪魔で演奏どころかセッティングさえ出来ひんがなと思えど、今宵同じく出演される有名DJ某のステージセットなりけりて、忝くも速やかに撤去して頂きし。
食堂に用意下さりし晩飯は「ベジカレー＋チキンカレー＋サラダ」にして、全く期待せずに食らえば、これがなかなかどうして結構な御点前でと、圴か大いに美味にして、必殺味のリリーフエースたる粉末出汁の出番さえ無し、御馴染みサラダのヨーグルトソースも美味、いやはや今回のツアーに於いて遭遇せしカレー、悉く何れも大いに若しくは充分に美味なる代物ばかりなれば、これはまさしく稀にして、本来ならば毎度何処かに於いて遭遇被爆せられし激不味カレー、果たして如何に伝承されれば、斯くも全く異なる代物に、況してや斯くも激不味く変貌せらるるやと、憤りなんぞ超越し、思わず爆笑しつつ食らうものなれば、いつになく寂しさすら感ぜられしか。
SHOPZONEに鎮座されるみつる副社長、ボールペンを鼻の穴に突っ込むのはやめなはれ。
今宵先鋒を務められしは、ダモ鈴木＋B4にして、
ダモさんとは常々地球上の何処かにて遭遇するものなれば、互いに「また会いましたね」が挨拶代わりなり。
今宵はフェス出演なれば、80分のセットを展開、大いに盛況にて無事終演。今宵のライヴ写真をネット上にて拾遺叶わねば、昨夜Berlinにてのライヴ写真を拾遺せし故、代わりに此処へアップせんとす。悪しからず。
有名DJ某登場されるや、会場を熱きダンスフロアと化すのかと思えば然にあらず、満場の御客樣方、皆様腕組みしつつじっと鑑賞されれば、いやはや縁なき世界の出来事とは云え、所謂DJライヴなんぞも随分様子変貌せしものか。
嘗ては「マスター・オブ・2ショット」を気取り、世界の美女達との2ショット撮影を堪能せし私なれど、今やその名は兄ぃに剥奪されし様にして、何せ連日連夜、御気に入りの女性客を見つけるや、デジカメも新調されし東君に「あの娘、あの娘！」なんぞと訴え、東君を強制連行せし挙げ句、カメラマンを務めさせる強権ぶり、斯くして今宵も見事ターゲットたる美女達との2ショット撮影果たされれば、大いに御満悦の御様子なり。
今一度食堂へ赴き、明日の道中弁当若しくは朝飯とせんと、カレーの残りなんぞを、サラダを覆いしラップ、カレー保温用のアルミホイルなんぞを以て、何とか包み失敬せんとすれば、津山さんが拵えしは「サラダボール」か、まさしくその名の通り、サラダを丸めラップにて包みし代物。
未だDJ某演奏中なれど、ダモさんも我々もそそくさと会場より撤収、投宿先たる界隈のホテルへ。今宵も昭和40年組なりう部屋割りなれど、何とも立派な部屋なれば、
流石のみつるちゃんも、暫し為す術無くきょとんとされし有様。
而して先ずは靴下を脱がれ、未だ温もり残るその代物を徐ろに嗅がれるや、岡八郎のギャグ宜しく「くっさぁ～！」思わず悶絶死されし次第。
ベッドルームも2部屋あれば、チェコは禁煙後進国にして、未だ屋内喫煙も可なりければ、喫煙室と禁煙室に分煙させて頂きし。
永谷園松茸の味お吸い物に、干しえのき投入、これを以て夜食とせん。
冷蔵庫に明日の朝飯ありと伺い開ければ、パンとジャム類のみにして、最早何を語らんや。
先の米ツアー中に、スーツケースのタイヤ1輪捥げれば、ガムテープにて修復補強を施し、今回の洋行に臨めども、補修せしタイヤも再び捥げれば、その相棒たるべく1輪も、遂にはスーツケース本体へめり込み、
斯くなる有様、然れば道中にて新調せん。
バスルームにて立派なる湯船発見、何せ欧州に於ける湯船遭遇率低ければ、この好機逃すまじと、
早速日本より持参せし入浴剤も召還せり。流石にツアー中盤にしてあちらこちらにダメージ背負いし有様、而して持病たる肩凝りも既に極限状態を迎えんとするばかり、これはまさに千載一遇の好機とばかり、熱めの湯にゆっくり浸かれば、嗚呼、極楽天国至福のひと時かな。
禁煙喫煙各々の部屋にて魅惑のネット世界へ突入すれば、毎夜の如く全く互いの気配さえせぬ有様、カットワカメと永谷園松茸の味お吸い物を召還、風呂上がりの一杯とせん。斯くしてPragueの夜は更け行きし。
大いに空腹なれども、未だ家人及びみつるちゃんと東君も爆睡中なれば、物音立てて起こさぬよう、先日購入せしアジア系スープ缶「Thai-Suppe」を召還、器へ移し電子レンジにて加熱、然れど具材盛り沢山たるその装丁に見られるが如きにあらずして、ずるずるずると飲み干せば、味的には問題無けれど、結局約3秒にて完食ならぬ完飲せり。
Fredが起きて来れば、朝飯なんぞ用意して下さり、斯くしてチーズやらサラミ（このサラミが、粗挽き胡椒施されし代物にして、至極美味たりし）やら、
更にスクランブルエッグやらソーセージ（このソーセージもハーブ芳しく甚く美味たりし）やら、トーストやら高級粒々入りオレンジジュースやらと、昨朝のコンチネンタル・ブレックファーストに欠落せし代物も含まれしラインナップ、いやはや有り難き限りにして、ホテルの朝飯に辟易すれば、斯くなる御持て成し大いに感謝感激するばかり。
壁に貼られし虎のタペストリーを前に、久々の再会を祝し記念撮影。今回の再会に至るまでに10余年を要せども、今後はせめて毎年会いたきものと、互いに誓い合いし次第。思い返せば、海外ツアー生活も既に16年目、随分御無沙汰と相成りし御仁も多くして、また何れ何処ぞにて再会し得れば、さぞ懐かしく嬉しからんなんぞと、ふと思う次第。
さてチャビが迎えに来れば、再び全員集結、サビは昨夜を以てBarcelonaへ帰還されれば、本日より総勢6名たる我々一同、愈々今回の欧州ツアー「Acid Mothers Temple & The melting Paraiso U.F.O. Last Tour in UK & Europe 2012」折り返し地点を通過、いざ後半戦へ突入せん。斯くして本日は、チェコ共和国はPragueへ。
道中弁当を拵えておらねば、先日購入せしセロリなんぞ齧らんとするや、津山さんが海苔を御裾分け下さり、此処は先日の津山さん作「真のかっぱ巻」に倣い「真のセロリ巻」を拵え、
いざ男らしく豪快に食らわん。意外や意外、セロリと海苔の相性満更にあらねば、これは美味にして、思わず目から鱗落ちし。
国境を越え、Pragueまで100km弱辺りのドライヴインに立ち寄れば、チェコの通貨コロナ所持せずとも、ユーロにて支払い可能とはナイス過ぎますねとばかり、所謂カツサンドか「シュニッツェルサンド」を所望、東君が携行するトンカツソースをぶっ掛け食らえば、嗚呼、これは大いに美味かな。此処のシュニッツェルそのものは、実は然して美味ならぬ有様なれど、トンカツソースが美味過ぎれば、一切問題なし。偉大なるは日本のウスターソース文化かな。
今宵の会場Archa Theatreに到着、今宵は「Stimul Festival」なるフェスに出演、AMT御一同様の楽屋はこちらで御座います。
ケータリングとして用意下さりしサンドウィッチ、然れど先程シュニッツェルサンド食らえば、食指伸びぬも当然か。
サウンドチェックせんとステージへ赴けば、何やら巨大風船が設営され、これ邪魔で演奏どころかセッティングさえ出来ひんがなと思えど、今宵同じく出演される有名DJ某のステージセットなりけりて、忝くも速やかに撤去して頂きし。
食堂に用意下さりし晩飯は「ベジカレー＋チキンカレー＋サラダ」にして、全く期待せずに食らえば、これがなかなかどうして結構な御点前でと、圴か大いに美味にして、必殺味のリリーフエースたる粉末出汁の出番さえ無し、御馴染みサラダのヨーグルトソースも美味、いやはや今回のツアーに於いて遭遇せしカレー、悉く何れも大いに若しくは充分に美味なる代物ばかりなれば、これはまさしく稀にして、本来ならば毎度何処かに於いて遭遇被爆せられし激不味カレー、果たして如何に伝承されれば、斯くも全く異なる代物に、況してや斯くも激不味く変貌せらるるやと、憤りなんぞ超越し、思わず爆笑しつつ食らうものなれば、いつになく寂しさすら感ぜられしか。
SHOPZONEに鎮座されるみつる副社長、ボールペンを鼻の穴に突っ込むのはやめなはれ。
今宵先鋒を務められしは、ダモ鈴木＋B4にして、
ダモさんとは常々地球上の何処かにて遭遇するものなれば、互いに「また会いましたね」が挨拶代わりなり。
今宵はフェス出演なれば、80分のセットを展開、大いに盛況にて無事終演。今宵のライヴ写真をネット上にて拾遺叶わねば、昨夜Berlinにてのライヴ写真を拾遺せし故、代わりに此処へアップせんとす。悪しからず。
有名DJ某登場されるや、会場を熱きダンスフロアと化すのかと思えば然にあらず、満場の御客樣方、皆様腕組みしつつじっと鑑賞されれば、いやはや縁なき世界の出来事とは云え、所謂DJライヴなんぞも随分様子変貌せしものか。
嘗ては「マスター・オブ・2ショット」を気取り、世界の美女達との2ショット撮影を堪能せし私なれど、今やその名は兄ぃに剥奪されし様にして、何せ連日連夜、御気に入りの女性客を見つけるや、デジカメも新調されし東君に「あの娘、あの娘！」なんぞと訴え、東君を強制連行せし挙げ句、カメラマンを務めさせる強権ぶり、斯くして今宵も見事ターゲットたる美女達との2ショット撮影果たされれば、大いに御満悦の御様子なり。
今一度食堂へ赴き、明日の道中弁当若しくは朝飯とせんと、カレーの残りなんぞを、サラダを覆いしラップ、カレー保温用のアルミホイルなんぞを以て、何とか包み失敬せんとすれば、津山さんが拵えしは「サラダボール」か、まさしくその名の通り、サラダを丸めラップにて包みし代物。
未だDJ某演奏中なれど、ダモさんも我々もそそくさと会場より撤収、投宿先たる界隈のホテルへ。今宵も昭和40年組なりう部屋割りなれど、何とも立派な部屋なれば、
流石のみつるちゃんも、暫し為す術無くきょとんとされし有様。
而して先ずは靴下を脱がれ、未だ温もり残るその代物を徐ろに嗅がれるや、岡八郎のギャグ宜しく「くっさぁ～！」思わず悶絶死されし次第。
ベッドルームも2部屋あれば、チェコは禁煙後進国にして、未だ屋内喫煙も可なりければ、喫煙室と禁煙室に分煙させて頂きし。
永谷園松茸の味お吸い物に、干しえのき投入、これを以て夜食とせん。
冷蔵庫に明日の朝飯ありと伺い開ければ、パンとジャム類のみにして、最早何を語らんや。
先の米ツアー中に、スーツケースのタイヤ1輪捥げれば、ガムテープにて修復補強を施し、今回の洋行に臨めども、補修せしタイヤも再び捥げれば、その相棒たるべく1輪も、遂にはスーツケース本体へめり込み、
斯くなる有様、然れば道中にて新調せん。
バスルームにて立派なる湯船発見、何せ欧州に於ける湯船遭遇率低ければ、この好機逃すまじと、
早速日本より持参せし入浴剤も召還せり。流石にツアー中盤にしてあちらこちらにダメージ背負いし有様、而して持病たる肩凝りも既に極限状態を迎えんとするばかり、これはまさに千載一遇の好機とばかり、熱めの湯にゆっくり浸かれば、嗚呼、極楽天国至福のひと時かな。
禁煙喫煙各々の部屋にて魅惑のネット世界へ突入すれば、毎夜の如く全く互いの気配さえせぬ有様、カットワカメと永谷園松茸の味お吸い物を召還、風呂上がりの一杯とせん。斯くしてPragueの夜は更け行きし。
