YASUKUNI | moyo's garage

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こんにちは。
8月15日、終戦の日。
戦後70周年の節目ということもあり、家族を無理やり連れてf^_^;
靖国神社に参拝に行って参りました。



おりもおり、日が日だけに、やはりたいそうな人出。
右寄りないでたちや雰囲気の人たちが多いのかな、という私の浅はかなイメージとは裏腹に、
若い人や女性が多かったのが意外でした。



本殿までは、長い行列…
午後2時くらいの炎天下並んでいるのは、さすがにシンドかったです。(+_+)


参拝はもちろんですが、お目当ては、この「遊就館」。
戊辰戦争から大東亜戦争に至る、さまざまな資料や展示物が納められた博物館ですね。
学生時代に一度来て以来です。



都内で、零戦が見れるのは、ここだけなのかなぁ。
美しいフィンが刻まれたエンジンや、有名な「沈頭リベット」が見えます。



入館入口からすぐのレストランで、「海軍カレー」をいただきます。
味は…まぁ、思い出の味というか、子供向けのカレーの味ですかね。(^_^;)
でも零戦を眺めながらの食事は、好きな人には堪らないかと。
写真撮影ができるのは、ここまで。

館内は、明治維新後の日本国が、世界とどう向き合い、ふるまい、闘い、
そして終戦を迎えたか、という流れが、わかりやすく総覧できる展示になっています。
教科書には書かれていない、そして義務教育では教えてくれなかった、
リアルな近代日本の歩みがここにあります。
若い人たちには、ぜひ一度、足を運んでほしいと思います。
それにしても圧巻なのは、展示の最後の方、壁一面に貼られた何千という英霊たちの顔写真、
遺書や遺品、大切な人へむけた手紙の数々…


特攻隊員の有名な写真。同じものが館内にも展示してありました。
この写真を見ると、いつも目が滲みます。
平均年齢17歳、出撃2時間前の撮影だそうです。


閉館時間がせまり、すべてに目を通すことはできませんでしたが、
今日の日本の繁栄があるのも、今の自分がのほほんと暮らしていられるのも、
先人たちの尊い行いのうえに成り立っている、という思いを改めて実感した一日でした。
連れて行った子供には、このことを伝えたかったのですが、うまく話せませんでした…(^o^;)
でも、何かを感じてくれたことでしょう。

それでは、また次回。