自家製麺 鶏冠(とさか) 山形県山形市
山形市にオープンした話題の新店へDK高橋氏と共に訪問。安定感抜群の出遅れ出発でしたが、しっかりとシャッターを決めました!こちらは山形市の某店が絡んでいる店のようですが、山形の某重鎮の猛プッシュもありつつ、福島の某店のオマージュ系である噂をチラホラ耳にしたような、しないような。まぁ、色々と聞いてます(笑)
せっかくなので、二人で訪問時に提供中の全三杯をシェアして食べました!
1日20食限定・地鶏と貝の塩そば 880円
スープはハマグリをメインにした数種類の貝ダシと、山形地鶏のダシを合わせたダブルスープで、山形地鶏のふくよかな動物系の下支えをしっかりと感じながらも、前面に出ているのはギュンギュンに効いたハマグリ主体の貝の旨み。一口飲めば瞬時に分かる位に、惜しげもなく材料を使っているのが見て取れる、素材感に溢れた衝撃の味わいです♪
そのままでも十分に満足できる仕上がりですが、途中から添え付けのオイスターオイルを加えると、旨み過多なほどアグレッシブに主張するハマグリの風味が緩和され、牡蠣の旨みが共存したよりバランス感覚に優れたシェルラーメンに激変します。このオイスターオイルはもちろん出来合いのものではなく、牡蠣煮干しからジックリと旨みを抽出したであろう自家製の香味油で、この激旨な一杯の価値を更に押し上げています!旨い!!
麺は自家製の中細ストレート麺で程よいコシがありコリ・パツな食感。北海道産小麦「春よ恋」の全粒粉などをブレンドした低加水麺で、後半はスープに馴染んでややしなやかな口当たりに。小麦風味も心地良いイケ麺です♪
具は2種類のチャーシュー、穂先メンマ、ネギ、ハマグリ、三つ葉、刻みタマネギ、カラスミ片など。山形県産豚のローストポークチャーシューはシンプルな味付けで肉の旨みタップリ。カラスミ片は軽い風味付けといった感じで、プリッとしたハマグリは具材としてもマイウー!
醤油鶏そば 750円
スープは山形県産地鶏のガラ、親丸、もみじ、手羽をふんだんに使って煮込んだ鶏100%の醤油清湯。やはり惜しげもなく投入された様々な鶏素材から、丁寧に抽出されたであろう鮮麗かつふくよかな鶏の旨みが実に心地良く、関東圏でよく遭遇する魚介不使用なネオクラシカル鶏清湯を、キッチリ山形県民の口に合うようにアジャストしたような絶妙な落とし所。これはデイリーに味わえる飽きのこない逸品!
麺は同じく自家製の中細ストレート麺で程よいコシがありコリ・パツな食感。北海道産小麦「春よ恋」の全粒粉などをブレンドした低加水麺で、後半はスープに馴染んでややしなやかな口当たりに。小麦風味も心地良いイケ麺です♪
具は2種類のチャーシュー、穂先メンマ、ネギ、三つ葉、刻みタマネギなど。スープに浸かった低温調理のローストポークチャーシューから、肉の旨みがジワジワ溶け出す変化もいい感じ!
油そば 700円
油ダレは山形県産地鶏の鶏油にレギュラーの醤油ダレを合わせたと思われる分かりやすい一杯。地鶏特有のネットリとした鶏油の風味と、旨みタップリの醤油ダレの相性が良く、そのまま食べるとシンプルで美味しい油そばですが、トッピングの卵黄を混ぜると、マッタリとした味わい&ネチネチ・ネロネロな口当たりになり、やや好みが分かれるかもしれません。というよりも、先の二杯が衝撃的な旨さだったので、食べた順番もありかなりシンプルな味に感じました!
麺は自家製の中太縮れ麺で程よいコシがあり、ムチムチ・ネチネチな食感。油と醤油ダレの分量が抑え気味な感じで、やや混ぜにくい印象を受けました。これは軽くスープアップしても美味しそう♪
具はチャーシュー、メンマ、ネギ、刻みタマネギ、卵黄、三つ葉、海苔。ローストポークチャーシューで麺を肉巻きにして贅沢に頂きました!
途中から地鶏と貝の塩そば用のオイスターオイルを加えてみましたが、これが衝撃の味の変化でバカ旨。コストが合うかは分かりませんが、油そばにはデフォで絶対に付けてもらいたい位にベストマッチでした♪
近日発売の中華そばもあるので、ここは再訪必須です!
絶品!(b^ー°)
ごちそうさまでした🍜
住所:山形県山形市松波1-8-33
定休日:火曜日
営業時間
11:00~15:00
駐車場:7台(店舗に向かって左前に軽自動車2台、店舗向かって右前の21番or22番に2台のみ駐車可能、店舗に向かって右脇に3台)