これで花丸ですか ?
いたずら書きのような、なぐり書きのような・・・、なんの写真 ?
と思いますよね。
スペース海のなぞり書きの課題のひとつです。
完全にはなぞれていません。
でも、花丸。
私が花丸をした上に、その子もグルグルの花丸。
そのなぐり書きのようなグルグルだって、花丸です。
指先の敏感な子どもでした。
長い時間は鉛筆も、太いマーカーも持っていられませんでした。
ほんの一瞬の積み重ね。
少しずつ、持っている時間は長くなり、下地の線をなぞれるようになりました。
線が書ける、なぐり書きができるということはすごいことなんですよね。
まず、マーカーがもっていられるかどうか。
子どもによっては指先の感覚が過敏な場所と逆に感覚の鈍い場所が混在している
ことがあって、結果的に指先を上手に使えない、マーカーを長い時間持てないという
ケースがあります。
それから・・・
線を描いたりするのには手首と肘と肩の動きがスムーズであることが必要です。
グルグルの丸が描けるというのは手首と肘と肩の調和のとれた動きなんですね。
そう考えると、どんな小さなことだって、できることが当たり前とは思えない。
子どものできることを見つけたい。
どんな小さなことでもいいから、できることを見つけたい。
できることを見つけてほめてあげたい。
いっしょに喜びたい。